【岡崎市】~無機塗料で施工中の現場、屋根塗装の手直しで縁切り作業をしますの巻~塗装工事は愛知建装
岡崎市・幸田町の外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門の愛知建装の三浦です。
あなたへより良い塗装工事のために、おいしい食パンを届けて頑張っております!!
岡崎市・幸田町の皆様、こんにちは!
本日の熱量がハンパないブログはこちら!
今回は岡崎市のお客様の屋根塗装の確認へ行きました!
さっそく見ていきましょう!!
①まずはキレイに塗られたこの屋根塗装の確認をお願いします! 鏡!!
②棟板金の釘の納めもしっかりコーキング処理!! 雨水の侵入をブロック! 若林源蔵!!
⓷しかし・・・
④以前の塗装工事の際に高圧洗浄をせずに、外壁塗装・屋根塗装を施工していたために汚れによりカラーベストの先が埋まっていました、驚きを隠しきれない!!
⓹しかもゴッテリと厚く塗っています! 『今でも厚く塗ればいい』や『使い切るまで塗る』と意気込んでいる塗装屋さんは多いですが、大きな間違いなんです!
屋根塗装は縁切り作業を行って、愛知建装自慢の職人が丁寧に仕上げていきます!!
丁寧な工事を心掛けて…、これこそが『愛知建装クオリティー』!!
目次
カラーベスト屋根の塗装工事で「縁切り作業」が重要な理由と注意点 ― 成功させるための完全ガイド
屋根(特にカラーベスト・スレート瓦・コロニアル等)を塗装する際、「縁切り(えんぎり)」という作業は、見逃されがちですが非常に重要な工程です。「施工後に雨漏りが始まった」「屋根裏がじめじめするようになった」といったトラブルは、縁切りを適切に行わなかったことが原因のことも多いです。
本記事では、縁切りとは何か、なぜ必要か、何時すべきか、どのように行われるか、どんなケースで不要か、また工事時・見積もり時に注意すべき点を詳しく解説します。屋根塗装を検討中の方、あるいは業者に見積もりを依頼する前に必読の内容です。
目次
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縁切りとは何か?
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なぜカラーベスト屋根に縁切りが必要か — 構造・雨仕舞から見る理由
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縁切りをしないとどうなるか/トラブル事例
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縁切りの工法・方法の種類と特徴
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縁切りが不要なケースもあるか?その基準
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費用相場・施工時間の目安
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見積もり時・施工業者選びでのチェックポイント
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良い縁切り施工にするための注意点・失敗しないコツ
- まとめ
1. 縁切りとは何か?
縁切りとは、屋根材同士が重なる接合部(重ね目/突き合せ/重なりの端)において、屋根塗装をした後に塗料でその隙間(重なり部分・突き合わせ部分・重ね目)が塞がってしまわないよう、雨水の逃げ道および通気路を確保する作業を指します。
屋根構造として、カラーベストなどのスレート瓦では、重ね目に隙間を設けて雨仕舞を良くし、風や雨水の浸入や屋根裏の湿気を逃がすことが前提になっています。縁切りはその隙間が塗膜で塞がれないようにするための対策です。
2. なぜカラーベスト屋根に縁切りが必要か — 構造・雨仕舞から見る理由
屋根材としてのスレート・カラーベストには以下のような特徴があります:
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重なり構造が雨水を受け流すように設計されている。重ね目や突き付け部分に僅かなすき間があり、雨水や湿気を外へ逃がす。
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下地には野地板+防水シートがあり、屋根材の下に入り込んだ水分や湿気がここまで達する可能性がある。適切な通気・排水が無いと野地板や防水シート・構造材の劣化が早まる。
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強風・吹き込み雨・湿気・温度差・紫外線の影響など、地域の気候要因で屋根材は常にストレスを受けており、特に重ね目の隙間が少ないと、毛細管現象により水が吸い上げられてしまったりする。縁切りがこれを防ぐ。
したがって、重ね目が塗膜で塞がれてしまうと、雨水が浸入・停滞し、排水できず、やがて屋根裏・構造材にダメージを与える可能性があります。これを防ぐのが縁切りという施工の意義です。
3. 縁切りをしないとどうなるか/トラブル事例
縁切りを欠いた・不十分な縁切りで起きやすいトラブル例を以下に整理します。
トラブル内容 | 原因・メカニズム | 影響範囲・被害例 |
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雨漏り発生 | 重なり部分・突き合わせ部に浸入した雨水が排水できず、釘(ビス)を伝って屋内に浸入。雨漏り箇所が天井・壁内部に広がる。 | |
野地板・下地材の腐食 | 湿気が溜まり続けたり水が残留することで木材が腐敗、強度が落ちたり構造的な問題が出る。 | |
屋根裏・部屋の湿気・カビ・結露 | 通気が失われると屋根裏の湿度が上がり、屋内空間にも影響が出ることがある。臭いや温度湿度の問題。 | |
塗膜剥がれ・浮き・広範囲補修の必要性 | 塗膜の下に水分が溜まると塗膜の密着が悪くなり、剥がれや浮きが起きやすくなる。結果的に再塗装や修繕の頻度が高くなる。 |
実際に、「屋根塗装したけど雨漏りが始まった」「塗り替えたばかりなのに凸凹・剥離が見られる」という相談の多くが、縁切りが不十分か未実施によるものです。
4. 縁切りの工法・方法の種類と特徴
縁切りにはいくつかのやり方があります。それぞれメリット・デメリット・適用条件があります。
工法 | 概要 | メリット | デメリット・注意点 |
---|---|---|---|
伝統工法:手作業で塗膜を切り込む(カッター/皮スキなど使用) | 塗装が乾いた後、屋根の重なり部分の塗膜を道具で切り込む。縁が塞がっているところを物理的に空ける。 | 比較的コストが抑えられる。どの屋根でも使える。施工者の技術次第で仕上がりが良くなる。 | 作業が大変。屋根に登る必要あり、足場や安全対策が重要。傷つける恐れあり。切り込みが浅い・不均一だと十分な隙間が確保できない。時間がかかる。 |
タスペーサー等のスペーサーを挿入する工法(樹脂製・金属製など) | 重なり部分にスペーサー(タスペーサーなど)を差し込んでおき、塗装しても隙間が維持されるようにする。 | 作業性が良い。塗膜施工後の手作業が少なくなる。均一な隙間が確保しやすい。施工者の足をかける必要が少ない。金属製は耐久性が高い。 | スペーサーの種類・設置数・間隔などを誤ると不十分。樹脂製スペーサーは耐久性・耐熱性・変形など注意。金属製はコスト高。施工時に屋根材の状態・形状に適合するか確認が必要。 |
5. 縁切りが不要なケースもあるか?その基準
縁切りは「常に必要」というわけではなく、以下のような条件では不要とされる場合があります。
不要とされる条件 | 内容 |
---|---|
初めての塗り替えで重なり部すき間が十分ある場合 | 築年数が浅く、重なり部分・屋根材の先端が反ってきてすでに隙間が生じている場合、塗膜を塗っても完全に塞がれることが少ないため、縁切りを不要と判断されることがある。 |
屋根の形状・勾配が急な場合 | 屋根勾配が大きく、重なる部分からの水の流れが速い場合は、縁切りの効果が相対的に小さくなる可能性があるため、施工前の判断が重要。 |
吹き付け塗装方式の場合 | 吹き付け塗装(スプレーガンなど)を使うと、塗料が重なり部に浸透しにくくなることがあり、その場合縁切りの必要性が減るとされる事例もある。 |
既にタスペーサー等が設置されていて隙間が確保されている場合 | 過去の工事で適切にスペーサーが入っており、屋根材重なり部分に十分なすき間があるなら、再度大がかりな縁切りをする必要がないこともあります。 |
ただし、これらはあくまで“不要とされる可能性がある”条件であり、施工前には専門業者による現地調査・診断が不可欠です。状態によっては部分的に縁切りが必要、という判断になることも多いです。
6. 費用相場・施工時間の目安
縁切り作業の費用・時間について、一般的な住宅を想定した目安を以下に示します。
規模・条件 | 工法 | 費用目安 | 時間目安 |
---|---|---|---|
30坪住宅(スレート屋根全面塗装を伴う縁切り) | 手作業(カッター等)による縁切り | 約 5〜6万円前後 | 屋根材の劣化・勾配にもよるが、1日作業(複数人で)になることが多い。 |
同規模住宅 | タスペーサー等スペーサー挿入工法(樹脂製/金属製) | 樹脂製スペーサーで 2〜5万円、金属製スペーサーで 8〜10万円前後 の場合もあり。 | 作業時間は手作業に比べて短め。挿入作業+塗装工程に合わせて行うため、半日〜1日程度の追加作業。 |
これに加えて、屋根の形状(入り組んでいる・高所・勾配が急・屋根材の反り具合など)や安全対策(足場・養生・作業員の安全帯など)によって費用・時間は上下するため、見積もり時にこれらも含めてチェックすることが重要です.
7. 見積もり時・施工業者選びでのチェックポイント
屋根塗装+縁切りを安心して任せる業者を見つけるために、見積もり依頼時・業者選定時に確認すべき項目を整理します。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
見積書に 縁切り の項目が明記されているか | 「縁切り」「タスペーサー挿入」「重ね部の隙間確保」など具体的な表現があること。曖昧な「屋根仕上げ一式」だけでは不十分。 |
使用する工法・材質 | 手作業かスペーサーか、樹脂製か金属製か。どのくらいの間隔・個数で設置するか。屋根材の形状や重なりの深さに適しているかを確認。 |
屋根の状態の調査写真や報告書 | 屋根材の反り・隙間・重なり部の状態が見えるかどうか。重ね目が元々狭いか・劣化が進んでいるかなどを業者に確認。 |
安全対策・作業環境 | 高所作業・足場の設置・屋根の勾配・屋根材の割れやすさ(スレートの割れ易さ等)を考慮して、業者が安全に作業できる体制を持っているか。 |
保証・アフターフォロー | 縁切り後の雨漏り・剥がれなどの不具合に対する保証があるか。施工後の点検・修繕対応はどうか。 |
過去施工例・経験 | 縁切りを含む屋根塗装の施工実績があるか。類似屋根材/形状での施工例(写真)を見せてもらう。 |
8. 良い縁切り施工にするための注意点・失敗しないコツ
縁切りを含む屋根塗装を成功させるために、以下の注意点を押さえておきましょう。
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乾燥状態を確認すること:塗膜が完全に乾いてから縁切り作業を行う、またはスペーサーを設置する。乾燥が不十分だと切り込んだり隙間を設けても再度塗料が流れて塞がれてしまう可能性がある。
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塗料の厚み・重ね塗りの回数:重ね塗りを多くすると塗料の余分な量で重なり部が埋まりやすくなる。仕様どおりの塗布量を守ること。過度な厚塗りを避ける。
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屋根材の劣化・反り・重なりの状態を事前に把握する:築年数・素材・設置環境(日当たり・風あたり等)で屋根材の反りや隙間の状態が異なるため、全体的な調査をして、縁切りの要否を判断する。
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適切な間隔・配置でスペーサーを設置する(タスペーサー等): 設置間隔を狭め過ぎたり、少なすぎたりすると期待される排水性・通気性が確保できない。仕様や屋根材の重なり幅に応じた配置が重要。
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作業者の技術と丁寧さ:切り込みが雑だと屋根材を傷めることがある。スペーサーが挿入されていない・浮いていたり割れていたりすることがないか。作業のクオリティが仕上がりと耐久性に直結する。
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見積もり・契約書に縁切りの仕様を含めること:どの工法を使うのか・何個/どの間隔でスペーサーを入れるかなど具体的に書いてもらう。将来のトラブル回避のためにも証拠を残しておく。
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天候・施工時期の確認:雨や高湿度・湿気の多い時期では縁切り直後に塗料が乾きにくく、隙間の確保がうまくできないことがある。乾燥条件を考えて施工してもらう。
9. まとめ
縁切りは、カラーベスト屋根(スレート瓦・コロニアル等)を塗装する際に雨漏り防止・通気性確保・耐久性維持のために非常に重要な工程です。ただし、すべての屋根が必ず縁切りを要するわけではなく、「築年数・屋根材の反り・重なり隙間・前回施工の有無など」による判断が必要です。
見積もりを取る際や業者を選ぶ際には、以下を必ず確認しましょう:
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「縁切り」の項目が見積書に明確に書かれているか
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どの工法で縁切りを行うのか(手作業・タスペーサー等)の説明があるか
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屋根材の状態(重なり・反り・隙間の有無など)を調査した上での判定であるか
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工事後の保証・アフターサービスがあるか
これらを押さえておけば、屋根塗装後のトラブル・雨漏り・内部材の腐食などを大幅に抑えることができます。コストは若干かかるかもしれませんが、長期的な安心と家の資産価値を保つためには非常に価値のある投資です。
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