レンガ調のサイディングボードのメリットとは?解説します!
家の外壁リフォームは、単に住まいの外観を美しくするだけでなく、住まいの保護や断熱性の向上といった実用性を兼ね備えています。 特に、外壁リフォームにおいてレンガ調のデザインを選択する人が近年増加しています。 レンガ調デザインは、その独特の質感と風合いで、家に歴史や温かみを感じられます。 しかし、レンガ調デザインを選択する際には、そのメリットとデメリットを十分に理解した上で選択することが重要です。 そこで、レンガ調サイディングとレンガ調タイルの基本的な特徴と、それぞれのメリット・デメリットを紹介し、どちらが自分のニーズに合っているかを見極めるためのポイントを解説します。 □レンガ調サイディングとタイル、どちらを選ぶ? レンガ調サイディングとレンガ調タイルは、どちらも外壁をレンガ風に見せるための方法ですが、それぞれに異なる特徴があります。 ぜひ以下にそれぞれの特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 *レンガ調サイディングの特徴 1:設置がシンプルで価格が抑えられる レンガ調サイディングは、レンガ模様がプリントされた窯業系サイディングボードを壁に貼り付けることで、レンガ風の外観を実現します。 施工が比較的簡単であり、コストもレンガ調タイルに比べて低く抑えられます。 2:デザインのバリエーションが豊富 レンガ調サイディングは、色やデザインの選択肢が豊富です。 アンティーク風から北欧風、赤レンガ風まで、好みに合わせてさまざまなスタイルを選択できます。 3:メンテナンスの頻度が高い サイディングは、時間の経過とともにチョーキングやひび割れが生じることがあります。 これらの問題を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要になります。 *レンガ調タイルの特徴 1:自然なレンガ調の見た目が魅力 レンガ調タイルは、粘土で作られたタイルを壁に貼り付けることで、本物のレンガに近い自然な見た目を実現します。 風合いが豊かで、本物のレンガと見間違えるほどの質感を楽しめます。 2:耐久性に優れている レンガ調タイルは耐久性に優れており、長期間にわたって美しい外観を維持できます。 また、メンテナンスの手間も比較的少なく済みます。 3:コストが高くなる 一つ一つのタイルを丁寧に貼り付けるため、工期が長くなりがちです。 また、材料費も高価であり、全体的なコストが高くなる傾向があります。 レンガ調サイディングとレンガ調タイル、どちらを選ぶかは、予算、デザインの好み、メンテナンスへの意識など、さまざまな要素を考慮して決定することが大切です。 □レンガ調サイディングの隠れた魅力 レンガ調サイディングは、その外観の美しさだけではなく、実はさまざまな隠れた魅力を持っています。 これらの魅力は、家の外観を個性的にしたいと考える人々にとって、非常に重要なポイントとなります。 レンガ調サイディングは、アンティーク調やイギリス風、北欧風、赤レンガなど、豊富なデザインとカラーバリエーションを誇ります。 この豊富な選択肢により、自分の好みや家のスタイルに合わせた外観を演出できます。 機械で仕上げるサイディングは品質が安定しており、自然な風合いを楽しめる一方で、ムラがなく統一感のある外観を実現できます。 レンガ調サイディングは、ボードを貼り付けるだけのシンプルな工程で施工できます。 これにより、工期を大幅に短縮し、施工費用も削減できます。 レンガ調サイディングは、リフォーム時にも取り扱いやすく、部分的な補修やデザイン変更が容易です。 これにより、将来的に外観を更新したいと考えた際にも柔軟に対応できます。 高品質なレンガ調サイディングは、色褪せや劣化が少なく、長期間にわたって美しい外観を保ちます。 レンガ調サイディングは、汚れが付きにくく、定期的な清掃や点検で容易にメンテナンスできます。 これにより、美しい外観を長く保つことが可能です。 レンガ調サイディングは、外観の美しさだけでなく、実用性や経済性も兼ね備えています。 これらの魅力により、レンガ調サイディングは多くの家に選ばれる理由となっています。 □本物のレンガの外壁を選ぶべきか? レンガの外壁はその歴史的背景と独特の風合いで、多くの人々を魅了してきました。 特に、ブロックレンガやスライスレンガを使用した外壁は、住宅に深みと個性を加えられます。 しかし、日本での普及は難しいとされているその理由や、ブロックレンガとスライスレンガの特徴を見ていきましょう。 *ブロックレンガの特徴 1:伝統的な外壁の造り ブロックレンガは、粘土や岩石を高温で焼き上げて作られたレンガを使用し、1つずつ積み上げていく伝統的な外壁の造り方です。 この方法で作られた外壁は、非常に高い耐久性を持ち、長期間にわたってその美しさを保つことができます。 2:湿式工法と乾式工法 ブロックレンガの施工方法には、湿式工法と乾式工法の2種類があります。 湿式工法は、モルタルを塗りながらレンガを積み上げる方法で、外壁全体に断熱材を使用することが一般的です。 一方、乾式工法では、接着剤や枠を使用してレンガを組み合わせていきますが、主に見せるための壁や柱として使用されます。 *スライスレンガの特徴 1:軽量で取り扱いやすい スライスレンガは、ブロックレンガを薄くスライスしたもので、本物のレンガの風合いを保ちつつも軽量で取り扱いやすいという特徴があります。 これにより、外壁に負担をかけずに、レンガの美しさを取り入れることが可能です。 2:施工方法の選択肢 スライスレンガにも湿式工法と乾式工法がありますが、どちらの方法でも外壁として機能させることが可能です。 乾式工法では、断熱材の上にレールを取り付け、スライスレンガをはめ込んでいく方法が一般的です。 □まとめ 本物のレンガを使用した外壁は、その美しさと耐久性で多くの魅力を持っています。 しかし、日本の気候や地震などの自然災害を考慮すると、ブロックレンガやスライスレンガの施工は、専門の技術が必要であり、施工できる会社も限られています。 レンガ調サイディングやレンガ調タイルと比較した場合、コストやメンテナンス、施工のしやすさを考えると、これらの選択肢が現実的な選択となる場合が多いです。 本物のレンガの外壁を選ぶかどうかは、それぞれの家の状況や所有者のニーズによって異なりますが、選択する前に十分な検討が必要です。 なお、当社では大府市・豊明市・岡崎市周辺で、より長く住めて美しくなるような屋根塗装や外壁塗装の専門家として塗装を手掛けております。 長年雨風にさらされるとどうしても、塗装剝がれが起きて、それが住宅へのダメージにも繋がってしまいます。 塗装の状態が気になったらぜひ当社へお気軽にお問い合わせください。
2024.04.27(Sat)
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