【豊明市】一条工務店のお住まいのお客様、外壁塗装のお見積もりのご依頼、ありがとうございます!&リシン外壁に対して効果的な外壁塗装とは?
豊明市・名古屋市緑区の外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門の愛知建装の三浦です。
あなたへより良い塗装工事のために、おいしい食パンを届けて頑張っております!!
豊明市・名古屋市緑区の皆様、こんにちは!
本日の熱量がハンパないブログはこちら!
今回は豊明市のお客様のお宅に外壁塗装の見積もりのご依頼で現地調査へ行きました!
さっそく見ていきましょう!!
~今日のもくじ~
①北西角(外壁塗装編)
②南西角(外壁塗装編)
⓷南面(外壁塗装編)
④ベランダアップ(外壁塗装編)
⓹コーキング(外壁塗装編)
①一条工務店! 築20年過ぎたあたりでしょうか? 今回が2度目の外壁塗装になります!!
②1階・ベランダの傷みが強いですね。 色落ち強です!
⓷こちらは南面。 一番色落ちが出ています!
④だらっと強めの雨染みが出ていますね。
⓹コーキングが汚れています! 目地に適さないコーキング材を使っちゃったんですね。
前回メーカーで施工したお客さんは1『10年持つって言われたのに・・・』と仰っていました!
なぜ持たなかったのかを話したところ、ご納得いただけました!
しっかりと持たせる施工できちんと提案します!
丁寧な工事を心掛けて…、これこそが『愛知建装クオリティー』!!
一条工務店の外壁を塗装するなら“愛知建装”が選ばれる5つの理由 ~後悔しない塗装選びのポイント~
一条工務店の外壁を塗装するということ
一条工務店で建てられた家は、「ハイドロテクトタイル」「タイル外壁」「サイディング外壁」「モルタル外壁」など、外壁材の仕様が比較的高機能・デザイン性が高いものが多いです。
こうした家を持っている方が外壁塗装を考えるとき、ただ「安い業者」がいいわけではなく、「外壁の種類・性能・デザイン・将来のメンテナンス」などをよく理解して施工できる業者を選ぶことが重要です。
本記事では、一条工務店の外壁の特徴と、それを踏まえてなぜ「愛知建装」が選択肢として非常に優れているかを、口コミ・実績・技術・対応など複数の観点から解説します。一条工務店の家に住んでいて外壁塗装を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。
一条工務店の外壁の特徴と塗装で注意すべきポイント
まず、一条工務店の外壁仕様について押さえておきたい点です。これを理解していないと、「塗料の選定ミス」や「費用の見積ミス」などで後悔することがあります。
外壁材の種類
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ハイドロテクトタイル:TOTO の「ハイドロテクト光触媒」技術を用いたタイル外壁。汚れの自己分解・セルフクリーニング機能があります。
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標準タイル外壁:タイルで耐久性が高く、メンテナンス性に優れるが、タイル表面・目地などの劣化や汚れは発生する。
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サイディング外壁:窯業系サイディングや金属サイディング。新築時に吹付等の仕上げがあったり、模様・立体感のある仕上げがある場合。
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モルタル外壁:過去には使われていたが、現在は少ないものの、まだモルタル仕様を持っている家もあります。ひび割れ・吸水性・汚れがつきやすいなどの弱点があります。
塗装の際に注意すべきこと
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外壁材の性能を損なわない塗料選び
ハイドロテクトタイルのセルフクリーニング機能を活かす塗装か、それともその機能を諦めるのか。タイルの上に塗る場合、タイル目地・タイル表面の凸凹・吸水率を考慮しないと仕上がりが悪くなる。 -
下地の補修・シーリング目地のメンテナンス
目地(サイディングの継ぎ目、タイルの目地など)は劣化しやすいため、ひび割れ、シーリングの隙間などを丁寧に補修する必要があります。モルタル外壁ではひび割れの補填なども重要。 -
色あせ・汚れ対策
白系や明るい色のタイルは汚れが目立ちやすく、セルフクリーニングでも完全には除去できない場合がある。汚染耐性・防藻・防カビなどの機能を持つ塗料を選ぶことが望ましい。 -
保証・施工技術
タイル外壁やハイドロテクトタイルに施工を加えると、メーカー保証や外壁の仕様保証に影響する可能性がある。業者がその点を理解し、施工後の保証を明確にしていることが重要。
なぜ「愛知建装」が一条工務店住まいの方に選ばれているのか?
ここからは、愛知建装がなぜ一条工務店の住宅を持つオーナーから信頼され、選ばれているかを、複数の観点から整理します。
1. 地域密着・施工実績の豊富さ
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愛知建装は、岡崎市をはじめとした愛知県内で施工実績が多く、「地域密着型」の外壁・屋根塗装業者です。
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岡崎市周辺で1,000件以上の施工実績を持つとの評判があり、「一条工務店の外壁」の取り扱い経験もある業者として、外壁材の特性や対応のノウハウを持っています。 屋根修理マイスター
この「実績の多さ」「対応経験の豊かさ」は、外壁材の仕様が特殊な一条工務店の家にとって、大きな安心材料になります。
2. 職人の技術力・有資格者の在籍
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愛知建装には「一級塗装技能士」などの資格を持つ熟練職人が在籍しており、下地処理・塗料の選定・仕上げなどを丁寧に行う能力があります。 aichikensou.com+1
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雨漏り診断士など、外壁・構造の診断に強い技術者が対応するという口コミ・ウェブサイトでの評判があります。
このような技術力がある業者であれば、一条工務店のタイル外壁や高機能外壁でも、適切な工程で施工できるので、失敗リスクが低くなります。
3. 丁寧な対応・顧客満足度の高さ
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愛知建装のお客様の声には、「丁寧でキレイに仕上げてもらえた」「次も頼みたいと思う」「安心して任せられる対応」など、高い満足度を示すものが多数あります。 aichikensou.com
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見積もり・施工前の現地調査・診断報告など、お客様との打ち合わせや工程報告が比較的きちんとしている、といった口コミもあります。
こうした“人との対応”の良さは、住宅の外壁塗装工事では非常に重要です。施工中の質問・変更・期待とのすり合わせがうまくいくかどうかで、仕上がりに大きく影響します。
4. コストパフォーマンスと価格透明性
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愛知建装は「見積もり無料」「複数の塗料プラン」「価格帯の選択肢」が提示されること、価格・仕様の説明が明瞭であるという声があります。
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自社職人施工・中間マージンをできるだけ省く体制で、同じ仕様の工事で他社と比較してコスパが良いという評価があります。
一条工務店の家の場合、外壁材が高機能なことから標準仕様と違う追加費用が発生することがあるため、「どこまで含むか」「追加工事がどれほどかかるか」を明確にできる業者であることが選択理由となります。
5. メンテナンス・保証・アフターケアの充実
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愛知建装では施工後の保証制度(年数・範囲)を明示しているとの情報があり、定期点検などのアフターサービスが用意されているとの口コミも多数あります。
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また、雨漏り修繕にも対応できる業者であることが評価されており、診断力が求められる「タイルのひび割れ」「シーリング劣化」「目地の隙間」などに対して補修提案が的確であるという声があります。
一条工務店のハイドロテクトタイルなどでは、「タイル自体の塗り替え不要」「セルフクリーニング効果」が強調されていますが、目地・付帯部などは経年で劣化しうるため、適切なメンテナンスが必要になります。こうしたメンテナンス対応を含めてサポートしてくれる業者を選ぶことが非常に大切です。
他社との比較:選ぶ際の注意点
愛知建装が優れている点を理解するために、「他社や一般的な業者」との比較で注意すべきポイントを挙げます。
比較項目 | 一般的な業者で起こりがちな問題 | 愛知建装が期待できる改善点 |
---|---|---|
タイル外壁への塗装対応力 | タイルの上に塗る塗料の仕様・施工法を知らず、塗膜剥がれや目地の塗装が浮いてしまうことあり | タイル特性を理解し、適切な下地処理・密着性確保を重視する施工ができる職人が在籍しているという評判あり。 |
見積もり内容・追加費用 | 見積書に詳細がなく、施工中に追加工事で予算オーバーになるケース | 愛知建装では見積もりの詳細提示・施工中報告が丁寧という口コミあり。 |
施工時の品質管理 | 下地処理が雑・仕上げムラ・職人の技量差が大きい | 熟練の技術者が施工・社長・現地検査など品質管理の体制が整っている。 |
色・デザイン・色褪せ対策 | 色選び・艶選び・色褪せ耐性が低い塗料を使い後で後悔することがある | 見本・カラーシミュレーションの提示・耐久性の高い塗料提案ができる業者であるという口コミがあり。 |
アフターフォロー・保証 | 施工後のアフターフォローが曖昧・保証期間が短い・対応が遅い | 愛知建装は保証制度を明示し、定期点検などフォローアップをするとの評判。 |
見積もり・相談時に確認すべきポイント(チェックリスト)
一条工務店の家を持っていて外壁塗装を検討する際、「愛知建装を含めてチェックすべき項目」を以下にまとめます。これらを押さえておけば、失敗・後悔のリスクを減らせます。
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外壁の種類・仕様を確認
ハイドロテクトタイルか標準タイルか、サイディングかモルタルか、目地の材質・シーリング仕様など。 -
下地診断内容と診断書の提出
現状の外壁のひび割れ・目地の劣化・汚れ・苔・シーリングの状態など、写真付きで診断書を提出してくれるか。 -
塗料の選定内容
耐候性・汚れ耐性・遮熱性・色の退色率・ツヤの度合いなど。タイル外壁の場合は塗る意味/塗装が可能かどうかを確認。 -
見積もりの明細性
材工・下地処理・足場代・養生代・シーリング・ペンキ代など一つずつ価格が明らかになっているか。 -
施工技術・職人の資格・経験
・一級塗装技能士など国家資格の有無
・ハイドロテクトタイル・タイル外壁の施工経験
・過去の施工実績・写真など -
保証・アフターサービス
施工後の保証期間・保証範囲(塗膜剥がれ・変色・クラック)・定期点検などがどの程度あるか。 -
対応・コミュニケーション
見積もり時の説明の丁寧さ・作業報告・連絡頻度・打ち合わせのレスポンスなど。
愛知建装の口コミを見ても、これらのポイント「下地診断書」「見積詳細」「職人対応」「保証内容」「報告頻度・コミュニケーション」が良い評価を受けていることがわかります。
実例:一条工務店外壁 + 愛知建装施工のケーススタディ
以下は、実際に一条工務店のお住まいで愛知建装が施工した例、またお客様の声を元にしたケーススタディです。
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岡崎市近辺で、一条工務店住宅の部分サイディング+タイル外壁の塗装を依頼されたお宅。愛知建装が現地診断を行った際に、タイル目地の小さなひび割れとシーリングの痩せを発見。下地処理を含めた見積を複数プラン提示し、最終的に耐候性の高いシリコン系遮熱塗料+目地補修を選択。施工後の汚れの付き方が少なく、特に目地の防水処理が良かったというお声。 (口コミ抜粋)
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愛知建装の「施工中報告」が評価された事例。見積もり段階から作業工程を日毎に説明、高圧洗浄・下地処理・色見本などを丁寧に見せてくれ、完工後の仕上がりもサンプルと大きな差がなかったとの声。塗装後5年経過した際にも剥がれ・大きな変色がなく、「丁寧に塗ってもらった」感があるとの感想。
こうした実例があるからこそ、「一条工務店の外壁をよく知る業者」としての信頼が愛知建装には寄せられています。
一条工務店で外壁塗装を考えるなら、愛知建装を候補に入れるべき理由
これまで述べてきたように、一条工務店の住宅に特化して外壁塗装を成功させるためには、外壁材の種類や仕様、目地の補修、メンテナンス機能、デザインのこだわりなど複数の側面を考慮しなければなりません。
愛知建装はこれらすべての点において、以下のような強みを持っています:
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地域密着で豊富な施工実績 → 一条工務店の外壁仕様を知っている
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有資格者がいる職人による丁寧な施工 → 下地処理・シーリング補修等が正確
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顧客対応・見積もり内容が明瞭 → 無駄な追加工事が少なく安心感がある
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コストパフォーマンス・プランの選択肢 → 予算に応じた提案が可能
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メンテナンス・アフター保証体制 → 塗装後も長く住まいを守るサポートがある
したがって、一条工務店の家をお持ちで「長持ち・きれい・後悔しない塗装」を望むなら、愛知建装は非常に有力な候補です。
リシン外壁に対して選択すべき塗料とは? ~性能・耐久性・見た目まで徹底比較ガイド
はじめに
「リシン外壁(リシン仕上げ外壁)」の家に住んでいて、そろそろ外壁塗装の時期かもしれない…と感じている方は多いでしょう。リシンには独特の凹凸の風合いやテクスチャがあり、見た目の味わいがありますが、その反面、劣化しやすさ・塗料選びの難しさ・メンテナンスの手間も少なくありません。
本記事では、リシン外壁の特徴・弱点を前提として、「どんな塗料を選べば後で悔いが少なく、長持ちするのか」を徹底解説します。塗料の種類、施工工程、耐久性、見た目、業者選びなども含めた内容にしています。
目次
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リシン仕上げ外壁とは何か?特徴と弱点
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リシン外壁の劣化サイン:塗替え時期の見極め
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リシン外壁に適した塗料のタイプ一覧
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アクリル系
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シリコン系
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弾性(微弾性・可とう性)系
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フッ素系・無機塗料
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艶(ツヤ・光沢度)・色選びのポイント
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施工工程上の注意点:下地処理~仕上げまで
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環境・立地条件による塗料選びの考慮要素
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コスト vs 長寿命:価格帯と耐用年数のバランス
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メンテナンス性・汚れ・カビ対策で選ぶ機能
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実例比較:おすすめ塗料製品紹介
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業者選びのチェックリスト
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よくある質問(Q&A)
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まとめ:あなたのリシン壁に最適な塗料を見つけるために
1. リシン仕上げ外壁とは何か?特徴と弱点
まず、リシン仕上げ外壁(リシン外壁)の基礎知識から。
リシンとは
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「リシン」は、モルタル外壁の仕上げ材の一種で、骨材(細かく砕いた砂や石粒)+セメント+樹脂(アクリル等)+顔料などを混ぜ、吹き付け(リシンガンなど)して凹凸のある質感を出す外装仕上げ。
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表面はザラザラしており、砂粒の粒感があるため、陰影が出やすく、和風・洋風どちらにもマッチするデザイン性があります。
リシンのメリット
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コストが比較的安い(他の吹付けや装飾性の高い仕上げ材に比べて)
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通気性・透湿性が比較的良いものが多く、壁内部で湿気がこもりにくいこともある
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凹凸があるため光の反射が穏やかで、見た目の陰影・テクスチャ感が楽しめる仕上げ。
リシンの弱点・課題
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凹凸の内部に汚れ・藻・コケが溜まりやすく、掃除や洗浄が困難になることが多い。
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骨材が浮き出たり、表情のある凹凸部分で風雨の影響を受けやすく、耐候性が他の仕上げ材より低め。特にアクリル系のリシンは耐用年数が短い(4〜6年など)と言われている。
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ひび割れ(クラック)が発生しやすい。下地モルタルの収縮・温度変化・構造の微細動き(家の揺れなど)で表面が割れることがある。
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色あせや劣化・砂骨材の摩耗・粉落ちなどが見られやすい。
2. リシン外壁の劣化サイン:塗替え時期の見極め
「いつ外壁塗装を考えるべきか」を見逃さないためのサインを以下に挙げます。
劣化サイン | 内容の説明 |
---|---|
色あせ、くすみ | 骨材色・顔料が紫外線で劣化し、元の色味が薄くなる |
骨材の落下・粒子の剥がれ | 表面の骨材が風雨で欠けたり落ちたりする |
微細クラック/ひび割れ | モルタル下地や表層リシン部に細かい亀裂が多数現れる |
カビ・藻・黒ずみ | 陰になる部分や湿気がこもる部分に発生 |
汚れの付着・洗浄困難 | 凹凸の内部に汚れが入り込んで、普通の洗浄では落ちにくい |
塗膜の剥がれ・剥離 | 下地との密着が弱い場合、浮き・膨れなどが起こる |
目安の塗替え時期としては、リシン外壁では 7~10年 が一般的ですが、使用されているリシンの種類(アクリル/弾性/シリコン等)、立地環境(海沿い・山地・直射日光・湿気)によってこの期間は短くなることがあります。
3. リシン外壁に適した塗料のタイプ一覧
リシン外壁に対して適切な塗料を選ぶ際の主な選択肢を以下に挙げ、それぞれの特徴・メリット・注意点を比較します。
種類 | 特徴/メリット | 注意点/向き・不向き |
---|---|---|
アクリル系塗料 | コストが比較的低く、色のバリエーションが豊か。軽量で凹凸に付きやすく、まず塗替え時に選ばれることが多い。 | 耐候性は短め(4〜6年程度という報告あり)なので、頻繁にメンテナンスが必要。紫外線・風雨に弱いため、日当たり・風当たりの強い場所では劣化が早い。 |
シリコン系塗料 | アクリルより耐候性が高く、コストと性能のバランスが良い。色あせしにくく、クリーニング性・付加機能があるタイプも多い。 | 厚塗りにしないと凹凸の影響が目立ちやすいこと。隠蔽力・骨材の付き具合・下地との密着性を重視する必要あり。 |
弾性塗料/微弾性塗料 | 壁のひび割れに追随する伸縮性があり、下地の動きがあってもクラックが入りにくい。凹凸の凹部に入り込みやすい柔らかさがある。 | 弾性が強い分、柔らかく塗膜強度が低く、硬い物での衝撃や汚れ・摩耗に弱いものもある。乾燥条件・湿度の管理が難しい。また、色や艶の選択で膨れなどを起こすことも。 |
フッ素系塗料 | 非常に耐久性が高く、色褪せ・汚れ耐性に優れる。長期持たせたいなら有力な選択肢。 | コストが高い。リシンの凹凸表面ではコストに見合う見た目・性能を得られるかどうかを判断する必要あり。下地処理が十分でないとフッ素塗料の性能が発揮されない。 |
無機系/ハイブリッド塗料 | 紫外線耐性・耐候性が非常に高く、さらには汚れの付着を抑える低汚染性能を持つものがある。フッ素+無機混合型など。 | 複雑な表面への密着性・施工技術が求められる。価格もフッ素以上あるいは同程度になることがあり、塗料自体の性能と業者の施工力が結果を大きく左右する。 |
4. 艶(ツヤ・光沢度)・色選びのポイント
塗料を選ぶ際、「艶(ツヤ)」と「色」は外観イメージに直結する重要項目です。リシン外壁では特に次の点を考慮すべきです。
-
ツヤ消しタイプが多く用いられる。凹凸があるためツヤが高いと光の反射で凹凸・ムラ・傷が強調されやすい。リシンの風合いを活かすなら“落ち着いたツヤ消し”が適している。
-
色は明るめ・中間色が無難。濃色だと日照・熱吸収・凹凸部分の影が強くなり、劣化やムラ・膨れのリスクが増す。日当たりが強い南面などには特に注意。
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周りの景観との調和・素材感を考慮。リシン外壁は和風・レトロ感のある住宅に合うことが多いため、派手・鮮やかすぎる色よりも自然なトーンの方が違和感が少ない。
-
色サンプル/シミュレーションを実際の光の下で確認する。午後・朝・曇り・晴れの時間帯で見え方が変わるため。
5. 施工工程上の注意点:下地処理~仕上げまで
どんな良い塗料を選んでも、施工工程が適切でないと本来の性能は発揮されません。リシン外壁の塗装では特に以下の工程が重要です。
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足場設置・養生
リシンの凹凸や壁周りの窓・戸袋・軒裏などを汚さないようしっかり養生する。 -
高圧洗浄・洗浄
凹凸内の汚れ・コケ・藻・埃をしっかり除く。バイオ洗浄の併用も効果的。汚れや微生物が残ると、剥離・気泡・汚れの再発などにつながる。 -
下地補修
ひび割れ補修(モルタルのクラック)、骨材の浮き出し・欠落部分の補填、旧塗膜の劣化部の除去など。骨材の落ちた凹凸を補修するために“フィラー”などを使用することも。 -
下塗り材(シーラー・プライマーなど)
リシン外壁では下地の吸い込みが激しい場合が多いため、浸透性・密着性の良い下塗り塗料が重要。ひび割れ追従性のある下塗り材を選ぶと良い場合も。 -
中塗り・上塗り
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凹凸部分に塗料がしっかり入るように吹き付け・ローラー・刷毛の使い分けを検討。
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弾性塗料を使うなら、弾性性能を発揮する適切な厚みと施工条件(気温・湿度)を守る。
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なるべく均一な塗膜厚・乾燥時間を確保。
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養生の維持と乾燥期間の確認
施工後の乾燥を妨げる雨・湿気・直射日光・低温などの影響を避け、製品仕様の乾燥時間を守る。養生が不十分だと色むら・光沢変化・劣化が早まる。 -
仕上げ検査・アフターケア
完成後にムラ・塗り残し・剥がれ・ひび割れがないかを現地でチェック。保証書・施工報告書を発行してもらう。
6. 環境・立地条件による塗料選びの考慮要素
住環境が塗料の性能・寿命に大きな影響を与えます。以下の環境要素を把握し、それに適応する塗料を選ぶことが、後悔しない塗装につながります。
環境要素 | 考慮すること |
---|---|
日照・紫外線の強さ | 南向き・高台・屋根近くに遮蔽物が少ない等の場合、耐UV性の高い塗料・無機系・フッ素系などを選ぶ。 |
湿気・雨量・風通し | 湿度が高い・風通しが悪い場所はカビ・藻が発生しやすいため、防藻・防カビ性・低汚染性のある塗料を重視。 |
塩害・潮風 | 海の近くなどでは塩分による劣化危険。防錆性・耐食性のある塗料・錆止め処理や塩分洗浄の工程を追加。 |
気温変化・寒暖差 | 弾性塗料や温度変化耐性の高いものを選ぶ。冬期施工や夜間の低温時の対応も検討。 |
周囲の大気汚染・排気・ホコリ | 汚れが付きにくい低汚染塗料やセルフクリーニング機能のある塗料が有効。塗装後の洗浄性を高める仕様を選ぶ。 |
7. コスト vs 長寿命:価格帯と耐用年数のバランス
どれだけ良い塗料を選んでもコストが高すぎると予算が厳しくなり、逆に安物を選べば早期の再塗装が必要になります。リシン外壁での典型的な価格と耐用年数の目安を以下に示します。
塗料タイプ | 耐用年数の目安 | 価格帯(材料+施工) | コメント |
---|---|---|---|
アクリル系 | 約4〜6年 | 比較的低価格 | メンテナンス頻度が高くなる |
シリコン系 | 約8〜10年 | 中価格帯 | コストパフォーマンスが良い |
弾性/微弾性シリコン/ウレタン | 約7〜10年+ひび割れ追従性 | やや高め | ひび割れ対策として有効 |
フッ素系/無機系 | 約15年〜20年 | 高価格帯 | 長期重視で予算に余裕があればおすすめ |
※耐用年数は立地・施工品質・下地状態によるため、あくまで目安。特にリシン外壁では下地処理と施工の精度で大きく差が出る。
8. メンテナンス性・汚れ・カビ対策で選ぶ機能
リシン外壁では凹凸があるため、汚れ・カビ・藻・藻の胞子が溜まりやすくなります。これを防ぐ・軽減する機能を持つ塗料や仕様を選ぶと維持がラクになります。
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低汚染(セルフクリーニング)タイプ:汚れが付いても雨で流れ落ちやすい親水性・帯電防止機能など。水性塗料でこの機能を持つものがある。
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防藻・防カビ機能:湿気が多い場所や日陰になる壁面に重要。バイオ洗浄後の塗装・こうした添加剤を含む仕様を選ぶ。
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透湿性・呼吸性:壁内部の湿気が外へ逃げやすい塗料を選ぶことで、結露・内部腐食を防ぐ。特にモルタル+リシンの場合。
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耐摩耗性・耐衝撃性(骨材飛散防止):リシン骨材の落下や表層の摩耗が起きやすいため、骨材が飛散しにくいタイプや特殊骨材入りの仕上げ材を使う。
9. 実例比較:おすすめ塗料製品紹介
以下は、リシン外壁に使われて評判が良い塗料・シリーズの例です。製品選びのヒントとして参考にしてください。
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日本ペイント「リシン」シリーズ:アクリル樹脂ベースでリシンガン施工向き。つや消しで砂壁のような風合いを出せ、モルタル・ALC・コンクリートなどのリシン外壁下地に適用可能。
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スズカファイン「ビーズコートフレッシュ」:超撥水性があり、水をはじく性質が強い塗料で、汚れの付着を抑える仕様。凹凸部分への付着・洗浄性に配慮された設計。
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弾性リシン対応塗料(エスケー化研「ソフトリシン」など):ひび割れ追従性と柔らかさを持ち、微弾性/可とう性を持つタイプ。凹凸・表情のある外壁に向いている。
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ジョリパットフレッシュ∞+ピュアコート:高耐候性仕様。吹き付け系で、耐久性を上げたいケースで使われている例。
それぞれ価格帯・耐用年数・見た目・施工難易度が異なるので、自宅の立地・予算・期待するメンテナンス頻度に合うものを選ぶことが大切です。
10. 業者選びのチェックリスト
良い塗料を選んでも、業者の施工品質が低ければ恩恵は薄れます。以下の点を確認して業者を選びましょう。
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リシン外壁の施工経験が豊富か
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見積書に下地処理・高圧洗浄・クラック補修・フィラー・養生・塗り回数・使用塗料名が明記されているか
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使用塗料の仕様書(耐候性・透湿性・防藻・色耐候性など)を見せてもらえるか
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職人や施工責任者が資格を持っているか(外壁診断士・技能士など)
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アフターフォロー保証・施工後の点検がどのくらいあるか
11. よくある質問(Q&A)
Q1. リシン外壁にはツヤ有り塗料を使っても大丈夫?
→ 原則はツヤ消しが無難。ツヤ有りは光の反射で凹凸のムラ・傷が目立ちやすく、またツヤ有り塗料は表面平滑性が求められるのでリシンの凹凸を埋めたり平滑にしたりする追加作業が必要になることもあります。
Q2. 弾性塗料ならクラックを完全に防げる?
→ 完全ではありません。下地の構造的な動きが大きい・壁そのものに構造的な亀裂・基礎の揺れなどがある場合は、弾性でも再ひび割れが出ることがあります。ただし従来より改善の余地はあります。
Q3. 無機系塗料は本当に長寿命か?割高な理由は?
→ 無機系は紫外線耐性・色耐性・耐汚染性で優れていますが、価格が高いのは原料コスト・製造工程・施工の仕様(膜厚・透明度・硬さなど)を高める必要があるからです。
Q4. 吹き付けでリシン外壁を粉だらけにされた経験があるが、塗料で改善できるか?
→ 骨材飛散(リシン骨材の落ち)が起こると、凹凸内部が露出して粉っぽくなることがあります。これを防ぐには、骨材が飛びにくい仕上材を選ぶ、下塗りでリシン浮き・骨材抜けを補修する、上塗りで骨材入りの専用塗料を使うなどの対策があります。
12. あなたのお住まいのリシン壁に最適な塗料を見つけるために
リシン外壁の塗装に当たって最も大切なことは、外壁の現状を正しく把握すること(下地・劣化状態・環境・用途など)と、期待する耐久性・見た目とのバランスをしっかり取ることです。
以下のステップを踏めば失敗しにくくなります:
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リシン外壁の種類(アクリルリシン、弾性リシンなど)を確認する
-
劣化サインをチェックし、塗替え時期を判断する
-
自宅の立地・環境条件を考慮した機能を持つ塗料を選ぶ(耐候性、防カビ・藻、低汚染、透湿性など)
-
艶・色の見本を複数条件で確認する
-
信頼できる業者に下地処理・施工を依頼し、見積り内容や保証を明確にする
これらを踏まえて適切なアクリル系・シリコン系・弾性系・フッ素系などから選べば、リシン外壁が見た目も耐久性も満足できる状態で長持ちするでしょう。
このように当社のセールスポイントは他社を圧倒する丁寧さです!!
当社はお客様のために、国家資格である一級塗装技能士が施工・管理を行い、徹底的に外壁塗装・屋根塗装工事を行っております。
愛知建装は外壁塗装・屋根塗装・防水工事以外の工事でも、瓦屋根の漆喰工事・コーキング工事・板金工事などの工事を安心・安全・お値打ち価格にて承っております!!
ただ単純に外壁塗装工事だけではなく、ひと手間を惜しむ業者さんがほとんどの昨今、愛知建装では長く持たせるためのひと手間を惜しみません!!
お客様の『ありがとう』が私たちのエネルギーです!
それ以外のことでも当社では経験豊富な専任スタッフによる、的確かつ丁寧な説明でお客様にご安心頂ける提案をしております。
お客様の利益のために、安心・安全を心がけて日々精進して参ります!!
些細なことでも外壁塗装・屋根塗装・防水工事に関しましては専門業者である愛知建装へお任せください!
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