【名古屋市緑区】~トヨタホームの外壁塗装の進捗確認の巻&トヨタホームのお住まいのベランダ雨漏り問題を解決するには?~
名古屋市緑区・東郷町の外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門の愛知建装の三浦です。
あなたへより良い塗装工事のために、おいしい食パンを届けて頑張っております!!
名古屋市緑区・東郷町の皆様、こんにちは!
本日の熱量がハンパないブログはこちら!
今回は名古屋市緑区のお客様のお宅に外壁塗装の進捗確認へ行きました!
さっそく見ていきましょう!!
~今日のもくじ~
①『ラーテル』&トヨタホームの夢のコラボ(外壁塗装編)
②庇(外壁塗装編)
⓷雨戸(外壁塗装編)
④手直しします!(外壁塗装編)
①最強無機塗料『キクスイラーテル』&トヨタホームのコラボレーション! 今回は艶有り施工です!!
②庇の上もバッチリ!
⓷雨戸もバッチリ!・・・あれっ?
④あ・・・、塗料が付着していますね。 しっかり清掃します!

残すはベランダ防水のみ! 丁寧に施工します!!
丁寧な工事を心掛けて…、これこそが『愛知建装クオリティー』!!
目次
なぜトヨタホームでベランダ雨漏りの話が多いのか?
「トヨタホーム」に限らず、ハウスメーカー住宅でもベランダ、バルコニーの雨漏りは比較的多く聞かれるトラブルのひとつです。
しかし、トヨタホームの場合、構造・仕様・防水設計方法、保証制度など特有の“クセ”があるため、オーナーさんからの相談件数も目立つ傾向にあります。
インターネット上で「トヨタホーム ベランダ 雨漏り」「トヨタホーム 防水シート 劣化」「トヨタホーム 雨漏り 修理 費用」などが頻繁に検索されており、ニーズ・悩みの種として根強いテーマです。
この記事では、
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トヨタホームのベランダ雨漏りの主な原因
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実際の修理事例と工法
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保証制度・保険対応の注意点
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雨漏り修理のステップと費用目安
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良い修理業者を選ぶポイント
目次
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トヨタホームのベランダ雨漏り、なぜ起こる?主な原因
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実例紹介:トヨタホームで見られた雨漏りケース
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防水方式の種類と適切な工法選定
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修理のステップとポイント
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保証制度・点検・メンテナンスとの関係
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保証が効かないケース・保険補償活用
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良い修理業者を選ぶ際のチェックリスト
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費用目安とコストダウンの考え方
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長持ちさせるための日常管理と注意点
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まとめ:雨漏りを未然に防ぎ、安心・快適な住まいを守ろう
1. トヨタホームのベランダ雨漏り、なぜ起こる?主な原因
トヨタホーム住宅でベランダ/バルコニー周辺の雨漏りが発生しやすい原因には、仕様的な要因と経年劣化、管理不足など複合的なものがあります。
① 防水シートの劣化・接合部の破断
多くのトヨタホーム住宅では、ベランダには「シート防水(塩ビシート等)」が採用されている例があります。シート防水は軟質素材ですので、経年で紫外線・温度変化・微小な揺れなどにより、亀裂・浮き・裂けなどが生じやすくなります。
また、シートと外壁・立ち上がり部との接合部(シーリング部)に不良が出ると、そこから雨水が入り込むリスクが高まります。トヨタホーム住宅では、曲線部などで水切り金物が使われず、シーリングで納められている設計があるため、シーリング劣化 ⇒ 雨漏りという流れが多く見られます。
② 排水口・ドレンの詰まり・滞水
ベランダ排水口(ドレン)が枯葉・ゴミで詰まると雨水が適切に流れず滞留し、防水層が常時濡れた状態になります。長期間の滞水は防水層へのダメージを増幅させ、浸水→構造部への進入を許してしまうことがあります。
③ 下地の変形・下地割れ・構造的揺れ
建物の揺れ(地震など)や構造体の経年変化によって、ベランダ下地に微細なひび割れやたわみが生じ、防水層がそれに追従できず、引き剥がれを起こすことがあります。こうした“ムーブメント”に追従できない施工だと、最初は見えない隙間が拡大し、雨水侵入を許します。
④ シーリング(コーキング部)の劣化
ベランダと外壁など複数の継ぎ目・目地・サッシ廻りなどにはシーリングが使われていますが、経年で痩せ・硬化・ひび割れを起こし、隙間ができてしまうとそこが雨水侵入口になります。
⑤ 施工不良・設計不良
部材の重なりや納まり、勾配不良、立ち上がり高さ不足、適切な下地処理不足など、設計・施工段階でのミスが原因で雨漏りになっているケースもあります。特に、シート防水工法の施工は技術レベルが問われ、専門性が低い業者や下請け業者に依頼した場合に品質のバラつきが起きやすいという指摘もあります。
2. 実例紹介:トヨタホームで見られた雨漏りケース
具体的な事例を見て、実態と対策のヒントを探ってみましょう。
事例①:通気絶縁工法による防水改修(四日市市)
築年数 20年程度のトヨタホーム住宅。リビング上にあるベランダからの雨漏りが長く続いていた事例です。施工内容は、既存のシート防水の上から**ウレタン塗膜防水(通気絶縁工法)**で改修を行いました。
工事期間は約4日、費用はおよそ 35 万円との記載があります。施工はプライマー塗布・緩衝シート貼付・ウレタン塗布・トップコート塗布と段階的に行われ、立ち上がり部や室外機下部まで丁寧に処理しています。
このように、シート防水の劣化が原因である場合は、既存シートをそのまま使いつつ、改修工法を上から重ねる手法が採られることがあります。
事例②:ウレタン塗膜防水処理(愛知県春日井市)
春日井市にて、トヨタホームのバルコニーにおいて 塩ビシート防水の密着工法からウレタン塗膜防水への改修工事が行われた事例があります。防水層の貼替/補強、湿潤対策および丁寧な詳細処理がなされています。
事例③:漏水して室内天井の貼り替えを行ったケース
トヨタホーム住宅でベランダからの雨漏りにより室内天井のクロスが染み・剥がれた事例も報告されています。調査の結果、ベランダ防水層の傷みやシーリング部の劣化が原因とされます。
これらの事例から学べることは、
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雨漏り原因は複合的であることが多く、一ヶ所修理すれば終わり、とは限らない
-
防水工法を変更することで耐久性改善・再発防止を図るケースがある
-
室内への被害が出た場合は内装補修も含むトータル対策が必要
という点です。
3. 防水方式の種類と適切な工法選定
雨漏り修理を成功させ、再発を防ぐには、適切な防水方式を選ぶことが極めて重要です。以下、代表的な防水工法とその特徴・メリット・デメリットを解説します。
| 工法 | 特徴・構造 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| シート防水(塩ビシート、PVC シート等) | 柔軟なシートを貼る防水層 | 広範囲に覆いやすく、扱いやすい | 接合部・シーリング部・シート継ぎ目が弱点となる |
| ウレタン塗膜防水(密着工法/通気絶縁工法) | 液状ウレタンで防水層を形成 | 継ぎ目が少なく均一に施工可。形状対応力あり | 下地が湿っていると通気層が必要。施工性に注意 |
| FRP 防水 | ガラス繊維と樹脂で強化した防水 | 強度が高く耐久性良好 | 施工費用高め、下地処理や立ち上がり対応が難しい |
| 2PLY(塩ビシート複合防水) | 下地 + 防水シート + 補強膜など複合構造 | 強度・追従性を両立 |
たとえば、四日市の事例ではシート防水の上からウレタン通気絶縁工法を採用しています。これは、既存シート防水を完全撤去せずに補修力を高める方法です。
トヨタホーム住宅の構造や素材・ベランダ形状を踏まえると、**ウレタン塗膜防水や複合工法(通気絶縁・緩衝シート併用など)**が再発抑制につながる可能性が高いと考えられます。
4. 修理のステップとポイント
雨漏りが発生した場合の基本的な修理ステップと、トヨタホーム特有の注意ポイントを以下に整理します。
ステップ①:状況把握・記録(調査前準備)
-
雨漏りが始まった日時、降雨時・天候条件、室内被害箇所(天井・壁・クロスの浮きなど)を記録
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雨天時のビデオ・写真撮影(雨が流れる経路、液だれ点など)
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点検可能なベランダ床・立ち上がり・排水口・シーリング部の目視確認
これらの記録は後の現地調査・保証対応・保険申請で非常に役立ちます。
ステップ②:専門業者による現地調査
建築施工管理技士や防水専門業者による調査を依頼。チェックすべき箇所:
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防水層(シート・ウレタン等)の亀裂・浮き・剥がれ
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下地の割れ・変形・ブカブカ感
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シーリング部・目地のひび割れや剥がれ
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排水口・ドレンの詰まり/逆勾配
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ベランダ立ち上がり部・外壁との取り合い(納まり)
-
構造上の揺れ・接合部のムーブメント
また、トヨタホーム特有の納まり仕様を理解している業者を選ぶことが重要です。
ステップ③:補修・改修プランの提案
調査結果をもとに、劣化レベルや構造・予算に応じた複数案を提示してもらいましょう。例えば、
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軽微な補修 → シーリング打ち替え + 部分防水補修
-
中程度の劣化 → 防水層全面改修(ウレタン塗膜防水)
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重度・複合劣化 → 複合防水工法(通気絶縁工法・2PLY など)
四日市の事例では、既存シート防水の上から通気絶縁ウレタン塗膜防水改修を採用しています。
ステップ④:施工(下地処理 → 防水層施工 → 仕上げ)
施工段階で重要なポイント:
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十分な下地処理(清掃・除去・プライマー塗布・補修)
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立ち上がり部・取り合い部への丁寧な処理
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緩衝シート・タックシートなどの併用で防水層の延命
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施工時の乾燥条件管理(気温・湿度・降雨リスク)
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トップコート、防滑仕上げなど付加処理
春日井市の例では、立ち上がり部との接合処理も丁寧に行われています。
ステップ⑤:検査・確認・アフターフォロー
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施工後の漏水テスト(散水試験など)
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引き渡し前に施主立会い検査
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保証書・施工報告書の受領
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定期点検・維持管理(排水口清掃・チェック)
5. 保証制度・点検・メンテナンスとの関係
トヨタホーム住宅には、防水や構造に関わる「保証制度」が設けられていることがあります。例;「防水 30 年保証」など。
しかし、この保証を有効に使うためには、以下の条件を満たすことが必須となるケースが多いです:
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定期的な点検実施とその記録保存
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メンテナンス(清掃・軽微補修など)履歴の保持
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メーカー推奨の補修時期・対応を適切に行う
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施工前の指摘事項に対する対応(たとえば定期点検での指摘を放置しない)
保証適用時には、保証書と点検報告書・施工履歴が非常に重要となるため、これらはいつでも提示できるよう整理しておきましょう。
保証が有効であれば、修理費用が無償または一部負担で対応できる可能性があります。
6. 保証が効かないケース・保険補償活用
残念ながら、保証が効かないと判断されてしまう典型例もあります。
保証対象外と判断される典型パターン
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施主側の管理不足・放置
例:排水口の定期清掃を怠り続けてゴミ詰まりを起こした
→ 保証適用外とされることがあります。 -
点検・補修の指摘を放置
過去の点検でシーリング劣化を指摘されていたが未対応だった -
経年劣化と判断されたケース
築年数が長く、防水材そのものの寿命と見なされた -
自然災害・外的要因の損傷
台風・落雷・雹など外力による損傷は保険対応になることが多いですが、保証制度そのものの適用外となることがあります
火災保険・自然災害補償の活用
保証制度が適用されない場合でも、火災保険や自然災害補償で雨漏り修理を賄えることがあります。特に、台風・強風・雹害による防水層の破損であれば、補償対象となることが多いです。
保険申請する際のポイント:
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被害発生からできるだけ早く申請
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施工前・施工後の写真を記録
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修理見積書を複数取得しておく
-
保険証券の補償内容(風災・水害・突風など)を確認
7. 良い修理業者を選ぶ際のチェックリスト
トヨタホーム住宅特有の仕様を理解し、雨漏り修理に精通した業者を選ぶことが、成功の鍵です。以下のチェックリストを参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| トヨタホームの施工経験 | トヨタホーム仕様のベランダ雨漏り修理実績があるか |
| 防水工法の知識・技術 | ウレタン塗膜・通気絶縁工法・複合防水など多工法対応できるか |
| 施工前調査能力 | 下地診断・ムーブメント解析・点検報告書作成できるか |
| 保証・アフター対応 | 修理後保証・メンテナンス対応・施工報告書の提供 |
| 材料メーカー保証 | 防水材メーカー保証も含めたダブル保証が可能か |
| 見積書の明細性 | 部分ごとの見積明細・工法説明が明確か |
| 資格・所属団体 | 建築施工管理技士・防水技能士・雨漏り診断士など有資格者がいるか |
また、複数社から見積もりを取ることで、施工内容・価格・納まりについて比較検討することが重要です。
8. 費用目安とコストダウンの考え方
修理費用は劣化の程度・工法・面積・下地状態によって大きく変動しますが、一般的な目安を以下に示します。
| 修理内容 | 面積目安 | 目安費用(税別) |
|---|---|---|
| シーリング打ち替えのみ | ベランダ周囲目地等 | 数万円(5~20 万円程度) |
| 部分防水補修 + ウレタン防水施工 | 約 10〜20 ㎡ | 20〜50 万円前後 |
| 防水層全面改修 | 約 20~30 ㎡ | 50〜100 万円超(複合工法やトップコート含む) |
コストダウンのポイント:
-
部分補修で済む範囲で対応
-
工法をシンプルにする(しかし耐久性を犠牲にしない範囲で)
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複数見積もりによる比較
-
メーカー保証・材料保証を含めたトータル評価
-
保険補償や保証制度併用を検討
注意:価格だけで選ぶと、施工品質で後悔する可能性が高くなるため、「価格+施工実績+保証」を総合判断しましょう。
9. 長持ちさせるための日常管理と注意点
修理後も雨漏りを再発させないためには、オーナー自身による定期的な管理が不可欠です。
✔ 管理ポイント:
-
月に 1 回以上、ベランダ排水口(ドレン)・雨樋・ゴミ詰まりチェック
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シーリング部・目地部のひび割れ/痩せの早期発見
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ベランダ上に重い物を長期間放置しない
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雨養生・台風前後点検実施
-
定期点検記録を保存・報告(保証利用時の証明になる)
こうした“日常ケア”が、長期的な防水性能維持と保証適用維持につながります。
10. まとめ:雨漏りを未然に防ぎ、安心住まいを守るために
トヨタホームのベランダ雨漏り問題は、設計・仕様・施工・経年劣化・管理不足など複数の要因が絡み合って発生します。しかし、正しい知識と適切な対策を講じれば、修理・再発防止は十分可能です。
✅ 本記事での重要ポイントまとめ
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雨漏りの主原因は防水シート劣化・シーリング部の破断・排水詰まりなど
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実例では通気絶縁ウレタン工法などを用いた改修が成功例として報告
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防水方式(シート・ウレタン・複合工法など)を理解して選定
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調査 → 計画 → 施工 → 検査・保証というステップを踏む
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保証活用には点検・メンテ履歴・修繕対応など条件遵守が不可欠
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保証対象外の場合は火災保険・自然災害補償を検討
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良い修理業者選びには実績・技術・見積・保証・専門性の確認がカギ
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費用目安を知っておくことで過剰請求リスクを軽減
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日常的な管理(排水清掃・シーリング点検など)で耐久性を向上
【雨漏りは火災保険で直せるのか?】条件・手順・実例から徹底解説!
雨漏り被害、諦めるのはまだ早い
「天井からポタポタ…」「壁にシミが」「屋根から雨音がする」――家で雨漏りが発生すると、修理費用の負担が重く感じられるものです。そこで「火災保険を使えないか?」と考える方も多いですが、果たして“どんな雨漏り”なら保険で直せるのでしょうか。
本記事では、
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雨漏りが火災保険で直せる「可能性のあるケース」と「使えないケース」
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火災保険を使うための条件・期間・手順
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見積もり・業者選びのコツ・トラブル回避
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実際の適用例と失敗例
などを、最新の情報をもとに詳しく解説します。保険加入者なら知っておいて損はありません。
目次
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火災保険とは?「何を補償するものか」を確認する
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雨漏りが火災保険で適用されるケース
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火災保険が適用されない、難しいケース
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適用されるための主要な条件・期限・免責金額とは?
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火災保険を使った雨漏り修理の申請手順(流れ)
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書類作成・現地調査・見積もりのポイント
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業者選びのコツと注意点(悪質業者を避ける)
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適用された事例と失敗例、実際の体験談
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火災保険と併用できる制度・助成金・保守管理の重要性
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結論:雨漏りを見つけたら早めに動くことが最大の鍵
1. 火災保険とは?「何を補償するものか」を確認する
まず、火災保険の基本を押さえておきましょう。
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火災保険は、「火災だけ」でなく、契約内容によっては「風災」「雪災」「雹(ひょう)災」「落雷」「破裂・爆発」「飛来・落下・衝突」など自然災害による被害を補償する種類があります。
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一方で、 経年劣化・ 施工不良・ メンテナンス不足など、自然災害以外の理由は補償対象外になることが多いです。
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また、保険証券に「風災特約」「雪災特約」「ひょう災特約」などの補償が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。契約によって補償内容はかなり変わります。
2. 雨漏りが火災保険で適用されるケース
では、どんなシーンなら「火災保険で雨漏り修理」が適用される可能性があるのかを具体的に見ていきます。
| ケース | 具体例 |
|---|---|
| 風災が原因の屋根・外壁の破損 | 台風・暴風・強風で屋根瓦が割れたり飛散し、その隙間から雨水が入り雨漏りが発生。 |
| 雹災・ひょう害 | ひょうで屋根材や窓枠がへこみ、そこから雨漏り。 |
| 雪災・雪の重みまたは雪崩が屋根などを傷めた | 大雪で屋根に重さがかかり、屋根材や下地が破損。 |
| 飛来物による損傷 | 台風などで飛んできた物が屋根にぶつかり穴が空いたり破損したケース。 |
また、「自然災害の影響が明確」なケースほど、申請が通る可能性が高くなります。たとえば、大型台風の接近後に屋根が破損して被害が生じた、などです。
3. 火災保険が適用されない、難しいケース
逆に、火災保険が使えない・認められにくい雨漏りのケースも把握しておくことが重要です。
| 難しい理由 | 具体例 |
|---|---|
| 経年劣化が原因 | 長年の紫外線・風雨による屋根材の劣化、コーキングのひび割れ、素材の老朽化など。こうした場合は「自然災害ではない」と判断されてしまうことが多い。 |
| 施工不良・初期不良 | 新築時の施工ミスや部材の取り付けミスなど。これも自然災害とは認められないケース。 |
| 被害が小さく免責金額以下 | 保険契約に設定された免責(自己負担)金額を下回る損害では支払われないことがある。 |
| 申請期限を過ぎている | 被害発生から長く放置し、3年を超えて申請するケース。保険法で時効が設定されているため。 |
| 保険契約に自然災害特約が含まれていない | 補償範囲に「風災」や「ひょう災」がついていなければ、自然災害であっても支払対象外。 |
4. 適用されるための主要な条件・期限・免責金額とは?
火災保険を使って雨漏り修理を行うには、以下のような条件を満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 自然災害が原因 | 風災・雪災・雹災など、保険証券にある“特約・補償範囲”で定義されている自然災害であること。 |
| 被害発生から3年以内 | 保険法第95条に基づき、損害が発生してから3年以内に請求しないと時効となる。 |
| 被害額が免責金額より大きいこと | 契約時に設定されている免責金額(例えば 5 万円・10 万円・あるいは20万円など)を超えて初めて保険金の支払い対象となる。 |
| 保険契約内容に該当特約が含まれていること | 自分の火災保険契約で「風災特約」「ひょう災特約」などがあるか、どこまで補償するかを確認する。 |
5. 火災保険を使った雨漏り修理の申請手順(流れ)
火災保険を実際に使って雨漏りを直すには、以下のようなステップが典型的です。
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被害の発見・記録をとる
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雨漏りが始まった日時、発見した状況(どこから水が来ているかなど)を記録。
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雨漏りや損傷箇所の写真撮影(屋根・外壁・天井など多数角度)。
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修理業者に現地調査・見積もりを依頼
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自然災害が原因であれば保険が使える可能性がある旨を相談すると良い。
-
見積書には、破損箇所・修繕内容・材料・工賃が明確に記載されていることが望ましい。
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保険会社または代理店に連絡
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契約している火災保険会社に、「雨漏りが自然災害によるものではないか」などを確認。
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保険証書・契約内容を手元に用意。特に補償範囲・特約・免責金額を確認。
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必要書類の準備および提出
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保険申請フォーム/事故報告書/被害状況写真/見積書など。
-
保険会社が指定するフォーマットがあれば従う。
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現地調査(鑑定人の調査)
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保険会社または保険の鑑定人が現地を見て、被害の原因や規模を確認。契約者が立ち合うことがほとんど。
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保険会社から適用可否・保険金額の通知を受ける
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調査結果をもとに支払われるかどうか決定される。
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修理工事の実施
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保険金支払い決定後、修理業者に依頼して実際の工事を実施。
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工事後の確認・報告
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工事完了後の写真・報告書を保険会社に提出する必要がある場合も。保証や責任区分を明らかにしておきたい。
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この流れをスムーズに進めるためには、「早めに動く」「証拠を残す」「信頼できる業者を選ぶ」がポイントです。
6. 書類作成・現地調査・見積もりのポイント
申請が通るかどうか、その後のトラブルを避けるために以下のポイントに注意しましょう。
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写真は複数角度・広範囲・詳細に撮る:雨漏り箇所だけでなく、破損している瓦・シート・外壁など被害箇所全体を。
-
証拠の保存:被害の発生日・天候履歴(台風情報など)・地域の被害状況も記録できれば保険会社にとって説得材料になる。
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見積もりは明細付きで:どの部位をどの材料で直すか、工賃・材料費を分けて見せてもらう。
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複数業者の比較:高過ぎる業者を避け、適正価格を知るためにも複数見積もりを取るのが安心。
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保険証券・契約内容の確認:補償範囲・免責金額・特約の有無などをよく読む。疑問点は保険会社に問い合わせを。
7. 業者選びのコツと注意点(悪質業者を避ける)
雨漏り修理で火災保険を使おうとすると、「保険金が出る」という点を営業トークに使う悪質業者も存在します。以下の点をチェックして、信頼できる修理業者を選びましょう。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険適用の実績があるか | 「火災保険で修理した実績」がある業者か否か。 |
| 見積もりが明細付きか | 工事内容がわかるか、分かりにくい“一式”表記ばかりでないか。 |
| 契約内容が明確か | 保証書・アフターサービス・工事範囲などが書面で示されているか。 |
| 写真撮影・被害記録を求めてくれるか | 証拠収集を業者がサポートしてくれるか。 |
| 過剰修理・不要な工事を勧めてこないか | 被害箇所と無関係な工事を含めて請求しようとする業者には注意。 |
| 地元業者か・評判が良いか | 地元での口コミ・施工例が多い業者が安心。 |
8. 適用された事例と失敗例、実際の体験談
ニュース記事・リフォーム業者のブログなどで紹介されている実例・失敗例を一部ピックアップしてみましょう。
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適用された例:台風で屋根の瓦が飛んで雨漏り → 被害を写真撮影し、見積もり付き申請 → 火災保険で屋根修理+雨漏り補修が可決。
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失敗例:屋根の古い瓦のひび割れにより雨水が染み出していたが、原因が「経年劣化」と判断されて保険金却下。
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注意例:被害が小さく免責金額を下回っていたため、申請可能だったが支給対象外だったケース。
これらの例から学べるのは、「原因を明確に」「証拠を残す」「契約内容を事前に確認する」「被害をすぐ対応する」ことが、適用を得る上で非常に重要だということです。
9. 火災保険と併用できる制度・助成金・保守管理の重要性
雨漏り修理においては、火災保険だけでは補えない部分、また将来の予防のために使える他の制度・対策もあります。
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自治体の補助金・助成金:外壁改修・屋根改修・防水工事などで補助金を出している自治体が存在する場合があります。雨漏り箇所の修繕として申請できることも。
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住宅保証・瑕疵保険:新築住宅であれば建築会社の保証制度、新築後一定年数の瑕疵(かし)保証が使えることも。
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定期メンテナンス:排水口の清掃・瓦・板金・シーリングの点検・歯止めなどを定期的に行うことで、被害が広がる前に対処できる。
-
材料のグレードアップ・耐久性向上:修理時に耐候性・防水性の高い材料を使うことで、次の自然災害に備える。
10. 結論:雨漏りを見つけたら“早めの行動”が最も大切
まとめると、「雨漏りは火災保険で直せる可能性があるが、決してすべてのケースで適用されるわけではない」ということです。以下が要点です:
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火災保険適用の可能性があるのは、自然災害が原因であり、契約内容に該当特約があるケース
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被害発生から3年以内の申請が必要
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被害額が免責金額を超えること
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写真・見積もり・被害原因の証拠が重要
もし雨漏りに気づいたら、放置せず早めに修理業者に調査を頼み、同時に保険会社へ連絡を取ることがベストな流れです。
このように当社のセールスポイントは他社を圧倒する丁寧さです!!
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