【名古屋市緑区】~塗装工事中に発見!隣のスレート屋根は割れていた・・・の巻~外壁塗装は愛知建装
名古屋市緑区の外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門の愛知建装です。
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塗料に関する熱量がハンパない!!…外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門業者の愛知建装の三浦です。
名古屋市緑区の皆様、こんにちは!
本日の熱量がハンパないブログはこちら!
今回は名古屋市緑区のお客様のお宅に外壁塗装屋根塗装のチェックへ行きました!
さっそく見ていきましょう!!
~今日のもくじ~
①屋根チェック【外壁塗装・屋根塗装編】
②割れチェック【外壁塗装・屋根塗装編】
⓷ベランダの汚れ【外壁塗装・屋根塗装編】
④お隣の屋根【外壁塗装・屋根塗装編】
①高圧洗浄後の屋根! かなり傷みが見られます!
②傷みは強く見えますが、割れはなさそう!
⓷ベランダ防水がかなり汚れています! 雨漏れの心配はなさそうですが、どうでしょう?
④ちょっとお隣さんの屋根が気になったしまいました・・・。 割れている・・・!

足場を組むからこそ分かることが、そこにはある!!
丁寧な工事を心掛けて…、これこそが『愛知建装クオリティー』!!
目次
【ノンアスベストの屋根スレート材はなぜ割れやすいのか】その理由と対策を徹底解説!
はじめに|ノンアスベストスレート屋根とは?
2004年以降、健康被害の観点からアスベスト(石綿)の使用が原則禁止されたことにより、日本全国で「ノンアスベスト屋根スレート材」が急速に普及しました。
それまでのアスベスト入りスレート材は耐久性に優れていた反面、吸入による健康被害のリスクが社会問題化し、建築材料は大きな転換点を迎えたのです。
しかし、アスベストを使用しない「ノンアスベスト屋根材」は、アスベスト入りと比較して割れやすい・劣化しやすいといった問題が多く報告されています。今回は、その理由や注意点、そして対策方法について詳しく解説します。
【結論】ノンアスベストの屋根材が割れやすい主な理由
1. アスベストの“繊維補強”が無いため、強度が劣る
かつてのスレート材にはアスベストが「繊維状強化材」として添加されており、引っ張り強度や曲げ強度を高める役割を担っていました。しかし、アスベスト禁止により代替としてパルプやビニロン繊維、ガラス繊維が使われるようになった結果、曲げに対する耐性が著しく低下しました。
その結果、以下のような劣化現象が発生します:
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台風や強風で屋根材が破損
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人が乗っただけでパキッと割れる
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凍害によって細かいひび割れが広がる
特に築15年以上経過したノンアスベスト屋根材では、表面はキレイでも内部から脆くなっているケースが多く、リフォーム現場で注意が必要です。
ノンアスベスト屋根材の「時期別製品」ごとの特徴と脆弱性
ノンアスベストスレートには製造時期ごとの違いがあり、特に「初期の製品(2004~2010年)」に不具合が多く見られます。
| 製造時期 | 主な製品名 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 1990年代後半~2004年 | アスベスト入り | 強度が高く耐用年数20~30年 | アスベスト撤去が必要で工事費高額 |
| 2004年~2010年 | ノンアスベスト初期製品(例:パミール、レサスなど) | 繊維補強が弱く、割れやすい | 張り替え推奨(塗装NG) |
| 2010年以降 | 改良型ノンアスベスト(例:グリシェイド、コロニアルクァッド) | ガラス繊維などである程度補強 | 製品により塗装可否が異なる |
特に「ニチハのパミール」「松下電工のレサス」などは有名な“塗装NG屋根材”として知られ、塗装しても数年で割れや層間剥離が発生する可能性が高いです。
>関連記事:【パミール屋根の張り替えについて詳しく解説】
屋根点検でよく見られる劣化症状と危険サイン
ノンアスベスト屋根材の現場点検で、以下のような症状があれば注意が必要です。
① 小さなヒビ(クラック)
-
表面の塗膜がまだ残っていても、内部に微細なクラックが進行している場合があります。
② 層間剥離
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屋根材の内部層が剥がれ、ミルフィーユ状になっている状態。
-
この状態では塗装不可であり、カバー工法や葺き替えが必要です。
③ 錆びた釘まわりの崩れ
-
屋根材に使われている釘の腐食により、穴が空いたりヒビが進行する。
こうした症状は、築10年を超えた住宅ではよく見られ、特にスレート屋根の点検時は、ドローン点検・屋根裏からの漏水チェックを併用することが望ましいです。
塗装NGなノンアスベスト屋根材はどうする?
スレート屋根が劣化しているからといって、安易に「塗装で済ませる」選択は危険です。
● 塗装不可の代表例
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パミール(ニチハ)
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レサス(松下電工)
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シルバス(旧クボタ)
-
セキスイかわらU(スレート型樹脂瓦)
これらは表面が剥がれやすく、塗膜がすぐに浮いてしまう・割れてしまうため、以下のいずれかの対応が推奨されます。
対策1:屋根カバー工法(重ね葺き)
既存のスレートの上に**軽量金属屋根(ガルバリウム鋼板)**を被せる工法で、以下のメリットがあります。
-
廃材が出ないため、工事費が比較的安い
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工期が短い(3〜5日程度)
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アスベスト含有の場合も飛散リスクなし
>関連施工事例:【ガルバリウム鋼板での屋根カバー事例】
対策2:屋根葺き替え(フル交換)
既存の屋根を撤去し、新しい屋根材に入れ替える工事です。
-
完全に新築同様の屋根にできる
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下地(野地板やルーフィング)も一新可能
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アスベストがある場合は適切な処理が必要で費用増
耐用年数・遮熱・耐震面でも最も優れていますが、コストは高め(100万円~200万円程度)となります。
火災保険・補助金を活用した賢いリフォーム方法
屋根スレートの破損が**自然災害(台風・雹・雪害)**による場合、火災保険が適用されるケースがあります。
● 火災保険が適用される代表的な例
-
台風で屋根材が剥がれた
-
雹による屋根の割れ
-
雨漏りの原因が風災と認定された場合
実費負担を抑えて屋根を改修できるチャンスです。
>関連記事:【火災保険で外壁・屋根修理をする方法】
よくある質問(FAQ)
Q1. ノンアスベストでも塗装が可能な屋根材はありますか?
→ はい、あります。2010年以降の製品で、ガラス繊維などで補強された「コロニアルクァッド」などは塗装可能な製品もあります。ただし現地調査で確認が必要です。
Q2. 割れたまま放置するとどうなりますか?
→ 雨水が浸入し、雨漏りや屋根下地の腐食につながります。数万円で済んだはずの補修が、数十万円の改修になることもあります。
Q3. 無料点検はありますか?
→ 愛知建装では屋根・外壁の無料点検を実施しています。ドローン点検も対応可能です。
>無料診断依頼はこちら:https://aichikensou.jp/contact/
まとめ|ノンアスベスト屋根材の劣化には早めの判断を!
ノンアスベスト屋根材は、環境・健康面では安全ですが、耐久性の面では課題が残る製品も多く、特に2004年~2010年前後に建てられた住宅にお住まいの方は、早めの点検・対策をおすすめします。
放置してしまうと、
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割れが広がり雨漏りに発展
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修理ができず高額な葺き替えに
-
資産価値の低下
といった問題に繋がるため、まずは信頼できる業者に診断を依頼することが大切です。
▼参考リンク(内部リンク)
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