換気扇下についた外壁の黒ずみを落とすにはどうしたら良い?
2024.04.19 (Fri) 更新
家の外観を美しく保つには、外壁のメンテナンスが欠かせません。
特に、外壁の換気扇周りの黒ずみは、見た目だけでなく家全体の印象を損なう主な原因の一つです。
この記事では、外壁の換気扇周りの黒ずみの原因と、自分でできる汚れの落とし方について詳しく解説します。
目次
□外壁の換気扇周りの黒ずみの正体
外壁の換気口は、家の空気を新鮮に保つために欠かせない部分です。
しかし、この重要な役割を担う換気口周りが、なぜ汚れやすいのでしょうか。
汚れの主な原因を以下に紹介します。
1:埃とカビ
外からの埃や湿気が原因で、カビが発生しやすくなります。
これが時間と共に黒ずみの原因になります。
2:排気ガスと油
都市部では、排気ガスによる汚れが顕著です。
また、キッチン側の換気扇周りでは、調理中に発生する油が黒ずみの原因になり得ます。
3:季節の影響
花粉や黄砂も、換気口に付着して汚れを引き起こします。
特に春先は注意が必要です。
4:腐食のリスク
湿気が多い地域や海沿いでは、換気口が腐食する可能性もあります。
これによって、換気口周りの汚れがひどくなることもあります。
これらの要因により、外壁の換気口周りは特に汚れやすい部分といえます。
それでは、このような汚れをどのように落とせばよいのでしょうか。
□手が届く箇所の簡易的な汚れの落とし方
外壁の汚れを落とす方法はいくつかありますが、ここでは安全に手が届く範囲での簡易的な掃除方法を紹介します。
1:準備する道具
まずは、ホース、バケツ、レインコート、ゴム手袋、外壁用洗剤、柔らかいスポンジ、歯ブラシなど、必要な道具を揃えましょう。
研磨剤が入っていない洗剤を選ぶことが大切です。
2:水洗いから始める
ホースを使って外壁全体に水をかけ、ホコリや軽い汚れを洗い流します。
この時点である程度の汚れは落ちます。
3:洗剤で丁寧に洗う
外壁用洗剤を使い、柔らかいスポンジで優しく洗います。
強く擦ると外壁を傷つける恐れがあるため注意しましょう。
また、シーリングなど柔らかい部分は特に慎重に扱う必要があります。
4:洗い流しを丁寧に
最後に、洗剤が残らないようにホースでしっかりと洗い流します。
洗剤が残ると塗膜の劣化を早める可能性があるため、この工程は特に丁寧に行いましょう。
□まとめ
外壁の換気扇周りの黒ずみは、埃、カビ、排気ガスなどさまざまな要因によって引き起こされます。
これらの汚れは、適切な道具を使用し、優しく洗うことで取り除けます。
外壁の美しさを保つためにも、定期的なメンテナンスを心がけるべきです。