外壁塗装での艶の選択!3分艶と5分艶の違いとその影響を紹介!
2024.05.06 (Mon) 更新
3分艶と5分艶の違いについての考察は、外壁塗装の選択において重要な要素です。
適切なツヤの選択は、外壁の見た目や機能性に大きく影響を与えます。
ここでは、3分艶と5分艶の特徴と違いについて、外壁塗装の観点から掘り下げてみましょう。
目次
□外壁塗装のツヤ度合いとは
外壁塗装におけるツヤの存在は、単に見た目の美しさを高めるだけでなく、塗装の実用性にも大きく寄与します。
では、ツヤ度合いを具体的に見てみましょう。
1:光沢度とツヤの関係
外壁塗装におけるツヤの具合は、光沢度(グロス値)によって決定されます。
ここで言うグロス値とは、塗装された表面がどの程度光を反射するかを示す数値であり、この数値が高いほどツヤが強く、低ければツヤが抑えられた印象になります。
この光沢度は、塗装された表面に60度の角度から光を当て、どの程度反射するかで測定されるのです。
正反射とは、入射角と反射角が同じであることを意味し、この光の反射の仕方がツヤの度合いを決める重要な要素なのです。
2:外壁塗装のツヤの種類
外壁塗装のツヤの種類には、具体的に5つのカテゴリーが存在します。
これらは光沢度によって分類され、それぞれ異なる特徴を持ちます。
まず「艶あり」は光沢度70以上で、非常に光を反射し、ツヤツヤとした見た目を持ちます。
次に「7分艶」は光沢度60前後で、適度なツヤがありながら汚れにくく、耐久性に優れているため人気があります。
「5分艶」は光沢度35前後で、ツヤ感とマット感のバランスが取れた中間的な仕上がりで
す。
さらに「3分艶」は光沢度15前後で、わずかにツヤ感があるため、控えめな光沢を望む場合に適しています。
最後に「艶無し」は光沢度5以下で、ツヤがほとんどなく、マットな仕上がりを望む場合に選ばれます。
□3分艶と5分艶のメリットとデメリット
ツヤの程度によって、メリットとデメリットが変わってきます。
3分艶と5分艶について、そのメリットとデメリットを見てみましょう。
*3分艶のメリットとデメリット
1:メリット
自然な仕上がりで、和風の家などに適しています。
経年劣化が目立ちにくいこともメリットです。
2:デメリット
耐久性や耐候性が5分艶に比べるとやや劣ります。
汚れが付きやすい傾向があります。
*5分艶のメリットとデメリット
1:メリット
適度なツヤがあり、見た目の印象が良いことです。
汚れにくく、耐久性も高いです。
2:デメリット
3分艶に比べると、経年劣化による見た目の変化がやや目立つというデメリットがあります。
□まとめ
3分艶と5分艶は、それぞれに独自のメリットとデメリットがあります。
3分艶は自然で控えめな印象をもたらし、5分艶は程良いツヤと機能性を兼ね備えています。
これらの特性を理解し、外壁塗装の際には自宅のスタイルや環境に合わせて適切なツヤを選ぶことが大切です。