外壁塗装にチョーキング現象が起きたら要注意!放置するとどうなる?原因と対策を解説
2024.08.12 (Mon) 更新
マイホームを大切に思っている皆様、外壁のチョーキング現象に悩んでいませんか。
チョーキング現象は、外壁塗装の劣化サインであり、放置すると様々なリスクが発生する可能性があります。
この記事では、チョーキング現象の原因や放置した場合のリスクを具体的に解説し、適切な対処法について詳しく解説していきます。
大切なマイホームを守るためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
□塗装チョーキング現象とは?
チョーキング現象は、外壁塗装の塗膜が劣化し、表面が粉状になって剥がれ落ちる現象です。
チョーキング現象が発生すると、外壁の防水性能が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
放置すると、建物の構造材が腐食したり、カビやコケが発生したりするなど、深刻な被害につながる可能性があります。
*チョーキング現象の原因
チョーキング現象は、主に以下の3つの原因によって発生します。
1:紫外線による影響
太陽光に含まれる紫外線は、塗膜を劣化させる大きな要因です。
特に、日当たりの良い南側の外壁は、紫外線に多くさらされるため、チョーキング現象が発生しやすいと言われています。
紫外線による劣化は、塗料の種類や品質によっても異なります。
2:施工不良による影響
外壁塗装の施工不良も、チョーキング現象の原因となります。
塗料の撹拌不足や薄塗り、下地処理の不備などが挙げられます。
施工不良によって、塗膜の強度が弱くなり、紫外線や雨水などの影響を受けやすくなるため、チョーキング現象が早期に発生する可能性があります。
3:立地条件による影響
海沿いや工場地帯など、塩害や大気汚染の影響を受けやすい場所では、チョーキング現象が発生しやすい傾向があります。
塩分や酸性物質は、塗膜を腐食させ、劣化を促進します。
*チョーキング現象の見分け方
チョーキング現象は、外壁を手で触ると白い粉がつくことで確認できます。
粉がチョークのように簡単に落ちるため、「チョーキング現象」と呼ばれるようになりました。
チョーキング現象は、外壁の色が白っぽく、粉っぽく見えるなど、見た目でも判断できる場合があります。
*チョーキング現象の発生時期
チョーキング現象は、外壁塗装の塗料の種類や品質、施工状況、立地条件などによって発生時期が異なります。
一般的には、新築時の初期塗装の場合、8年〜10年を目安に発生すると言われています。
しかし、施工不良や環境の影響によって、それよりも早い時期に発生することもあります。
□チョーキング現象を放置するとどうなる?
チョーキング現象を放置すると、様々なリスクが発生します。
1:カビやコケの発生
チョーキング現象によって発生した粉は、湿気を帯びるとカビやコケの発生源となります。
特に、雨が多い日本では、カビやコケが繁殖しやすい環境です。
カビやコケは、外壁の美観を損なうだけでなく、建物の耐久性を低下させる原因にもなります。
2:家の美観を損ねる
チョーキング現象によって外壁が白っぽく粉っぽくなると、家の美観を損なってしまいます。
家の外観は、住む人の印象や不動産価値に大きく影響します。
チョーキング現象を放置すると、家の価値が下がり、売却時に不利になる可能性もあります。
3:下地や建物全体の寿命を早める
チョーキング現象は、外壁の防水性能が低下しているサインです。
放置すると、雨水が浸入しやすくなり、建物の構造材が腐食したり、内部が湿気たりするなど、深刻な被害につながる可能性があります。
また、チョーキング現象によって外壁の強度が低下し、地震や台風などの災害に弱くなる可能性もあります。
□チョーキング現象の適切な対処法とは?
チョーキング現象が発生したら、放置せずに適切な対処を行うことが大切です。
1:外壁塗装による塗り直し
チョーキング現象の最も効果的な対処法は、外壁塗装による塗り直しです。
外壁塗装を行うことで、劣化している塗膜を新しくし、防水性能や耐久性を回復させることができます。
また、外壁の色を変えることで、家の外観をリフレッシュすることも可能です。
2:専門会社に相談すること
外壁塗装は、専門的な知識や技術が必要な作業です。
自己判断で施工すると、かえって外壁を傷めてしまう可能性があります。
そのため、チョーキング現象が発生したら、信頼できる専門会社に相談することが重要です。
専門会社は、外壁の状態を診断し、適切な塗料や施工方法を提案してくれます。
3:チョーキング現象以外の劣化症状にも注意
チョーキング現象以外にも、外壁には様々な劣化症状が見られます。
例えば、ひび割れ、剥がれ、色あせ、サビなどです。
外壁塗装を行う際には、これらの劣化症状も同時にチェックし、適切な処置を行うことが重要です。
□まとめ
チョーキング現象は、外壁塗装の劣化サインであり、放置すると様々なリスクが発生します。
カビやコケの発生、家の美観の損傷、下地や建物全体の寿命を早めるなど、深刻な被害につながる可能性があります。
チョーキング現象が発生したら、放置せずに専門会社に相談し、適切な対処を行うようにしましょう。
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、建物の寿命を延ばす効果もあります。
定期的なメンテナンスを行うことで、快適で安全な住環境を長く維持することができます。
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