塗装ムラの直し方|自分で直せる?業者に相談すべき?
2024.10.13 (Sun) 更新
「せっかく塗装したのに、ムラがある…」
家の塗装をDIYで済ませようとしたけれど、仕上がりにムラが出てしまい、がっかりした経験はありませんか。
あるいは、業者に依頼した塗装なのに、よく見るとムラがあることに気づき、原因や直し方を調べている方もいるかもしれません。
この記事では、塗装ムラの原因から、自分で直せるのか、業者に相談すべきなのか、それぞれのケースにおける対処法を解説します。
目次
□塗装ムラの原因を理解しよう
塗装のムラは、様々な原因によって発生します。
ここでは、よくある塗装ムラの原因を、具体的な例を挙げて解説していきます。
1: 下塗りの不備
下塗りは、上塗り材の密着性を高め、下地からの吸い込みを防ぐ重要な役割を担います。
下塗りが不足していると、上塗り材が下地に吸い込まれてしまい、色ムラが発生する原因となります。
例えば、下地が吸い込みやすい素材の場合、適切な下塗りを行わなければ、塗料が均一に塗布されず、ムラが発生する可能性があります。
また、下塗り材の種類や量も重要です。
下塗り材の種類によっては、乾燥時間が異なります。
適切な乾燥時間を守らないと、上塗り材との密着性が低下し、ムラが発生する可能性があります。
2: 乾燥時間の不足
塗料は、完全に乾燥するまで時間がかかります。
乾燥時間を十分に確保せずに次の工程に進めてしまうと、塗料が完全に固まらず、ムラが発生したり、剥がれやすくなったりする原因となります。
特に、気温や湿度が低い場合は、乾燥時間が長くなるため注意が必要です。
また、雨や雪などによって外壁が濡れている場合は、完全に乾かしてから塗装を行う必要があります。
3: 塗料の取り扱いミス
塗料の取り扱い方にも、ムラが発生する原因が潜んでいます。
例えば、塗料を混ぜる際に、十分に撹拌せずに塗布してしまうと、塗料の濃度が均一にならず、ムラが発生する可能性があります。
また、塗料の温度や湿度も、乾燥時間や塗膜の仕上がりに影響を与えます。
メーカーが推奨する温度や湿度で保管・使用することが重要です。
4: 中塗り・上塗りの不備
中塗り・上塗りの工程でも、ムラが発生する可能性があります。
例えば、塗料の量や塗り方が不均一だと、ムラが発生する原因となります。
また、塗料の乾燥時間が不十分な状態での重ね塗りも、ムラや剥がれの原因となるため注意が必要です。
□塗装ムラを見抜く3つの方法
塗装のムラは、見た目では分かりにくい場合もあります。
しかし、ちょっとしたコツさえ掴めば、素人目でも見抜くことができます。
ここでは、塗装ムラの見抜き方として、3つの方法を紹介します。
1: 光の加減で確認する
太陽光や照明の光を当てて、塗装面をじっくり観察します。
光の角度を変えながら見てみると、ムラがより分かりやすくなります。
特に、夕暮れ時や曇り空の下では、ムラの見え方が分かりやすいのでおすすめです。
2: 近くから見る
塗装面を、数センチの距離からじっくり観察します。
この時、ルーペなどを使うと、より細かい部分まで確認できます。
小さな凹凸や色の濃淡など、遠くからでは気づかなかったムラを発見できることがあります。
3: 遠くから眺める
塗装面を、数メートル離れて眺めます。
遠くから見ると、全体的なバランスや色の均一性が分かりやすくなります。
例えば、屋根や壁の色の濃淡、塗り残しなど、近くでは気づかなかった大きなムラを見つけることができます。
□塗装ムラの直し方と対処法
塗装のムラを発見した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
ここでは、自分で直せるケースと、業者に相談すべきケースを具体例を挙げて説明します。
1: 自分で直せるケース
小さなムラや、塗り残し程度であれば、自分で直せる可能性があります。
ただし、素人による補修は、かえってムラが目立ったり、仕上がりが悪くなったりするリスクもあります。
自分で直す場合は、以下の手順を参考に、慎重に作業を進めましょう。
・ムラ部分を研磨する
細かな研磨ペーパーで、ムラ部分を丁寧に研磨します。この時、周囲の塗装面を傷つけないように注意しましょう。
・塗料を薄く重ね塗りする
同じ色の塗料を、ムラ部分に薄く重ね塗りします。
この時、一度に厚塗りせず、何回かに分けて少しずつ重ね塗りするのがポイントです。
2: 業者に相談すべきケース
大きなムラや、塗り直しが必要な場合は、業者に相談することをおすすめします。
業者に相談する際は、以下の点を事前に確認しておきましょう。
・原因究明
業者に、ムラの原因を詳しく調べてもらいます。
原因が特定できれば、適切な補修方法を選択することができます。
・補修範囲
ムラを直すために、どの範囲を塗り直す必要があるのかを業者に確認します。
・費用
塗り直しの費用は、範囲や使用する塗料の種類によって異なります。
事前に見積もりを依頼し、費用を確認しましょう。
・保証
塗り直しの保証期間は、業者によって異なります。
保証内容をしっかりと確認し、納得のいく内容であることを確認しましょう。
□まとめ
この記事では、塗装ムラの原因、見抜き方、直し方について解説しました。
塗装のムラは、下塗りの不備、乾燥時間の不足、塗料の取り扱いミス、中塗り・上塗りの不備など、様々な原因によって発生します。
小さなムラであれば、自分で直すことも可能ですが、逆に悪目立ちしてしまう可能性が高いです。
大きなムラや、塗り直しが必要な場合は、業者に相談することをおすすめします。
業者に相談する際は、原因究明、補修範囲、費用、保証などを事前に確認し、納得のいく内容であることを確認しましょう。
また、塗装のムラを防ぐためには、信頼できる業者を選び、契約内容や現場確認をしっかりと行うことが大切です。
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