防水塗装で雨漏りを防ぐ!種類・タイミング・塗料選びの基礎知識
2024.10.27 (Sun) 更新
「雨漏り」は、住む人の誰もが避けたい深刻な問題です。
放置すると、建物の構造劣化やカビ発生、健康被害など、様々な悪影響を及ぼしかねません。
特に、近年では、地球温暖化の影響で集中豪雨や台風が増加しており、雨漏りのリスクはますます高まっていると言えるでしょう。
しかし、適切な対策を講じることで、雨漏りを防ぎ、快適な住環境を守れます。
その対策の1つとして有効なのが、「防水塗装」です。
防水塗装は、建物の外壁や屋根、ベランダなどに防水層を形成することで、雨水の侵入を防ぐ効果があります。
この記事では、DIY好きなあなたに向けて、防水塗装の種類、タイミング、適切な塗料の選び方など、雨漏り対策に役立つ基礎知識を解説していきます。
防水塗装に関する知識を深めることで、あなたも雨漏りから家を守り、安心安全な住まいを実現できるはずです。
目次
□防水塗装の種類
防水塗装は、建物の構造や用途、予算に合わせて様々な種類があります。
代表的な防水塗装の種類とその特徴について詳しく解説していきます。
*ウレタン防水
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。
ゴム状の防水層は、柔軟性が高く、複雑な形状にも対応できるのが特徴です。
1:ウレタン防水のメリット
・コストパフォーマンスが高い
・柔軟性が高く、複雑な形状にも対応可能
・塗り替えが容易
2:ウレタン防水のデメリット
・耐久年数が比較的短い(5~10年程度)
・紫外線に弱く、経年劣化しやすい
*FRP防水
FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックを用いた防水工法です。
軽量で強度があり、耐候性、耐薬品性にも優れているため、近年ではベランダや屋上などに多く採用されています。
1:FRP防水のメリット
・耐久性が高い(10~20年程度)
・耐候性、耐薬品性に優れている
・軽量で強度が高い
2:FRP防水のデメリット
・コストが高い
・施工が複雑で、熟練した技術が必要
*塩ビシート防水
塩ビシート防水は、塩化ビニル樹脂製のシートを貼り合わせて防水層を形成する工法です。
耐久性が高く、メンテナンスが容易なため、一般住宅から大型建築物まで幅広く使用されています。
1:塩ビシート防水のメリット
・耐久性が高い(15~20年程度)
・メンテナンスが容易
・防火性能が高い
2:塩ビシート防水のデメリット
・コストが高い
・施工が複雑
・シートの継ぎ目が劣化しやすい
□防水工事のタイミング
防水工事のタイミングを見逃すと、雨漏りが発生したり、建物の寿命が短くなってしまったりする可能性があります。
適切なタイミングで防水工事を検討することが大切です。
1:雨漏り発生時
雨漏りが発生した場合は、早急に防水工事を検討する必要があります。
雨漏りは、建物の構造を腐食させたり、カビやダニの発生を招いたりするため、放置すると深刻な被害につながる可能性があります。
2:防水層の劣化
防水層は、紫外線や風雨の影響で経年劣化していきます。
防水層が劣化すると、ひび割れや剥がれが発生し、雨水が侵入しやすくなります。
防水層の劣化サインには、以下の様なものがあります。
・雨漏り
床や天井にシミや水滴が発生する。
・床のひび割れや浮き
ベランダや屋上の床にひび割れや浮きが見られる。
・色あせやコケの発生
外壁や屋根の色あせやコケの発生が見られる。
3:新築時
新築時に防水工事を施しておけば、雨漏りを防ぎ、建物の寿命を長く保てます。
新築時は、防水層の施工費用が安く済むため、長期的な視点から考えると、新築時に防水工事を検討する方がおすすめです。
□防水性能の高い塗料で外壁を雨漏りから守る
外壁は、雨風や紫外線に直接さらされるため、劣化しやすい場所です。
外壁のひび割れや劣化によって雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏りを防ぐには、防水性能の高い塗料を使用することが大切です。
1:外壁材の種類と適切な塗料
外壁材には、モルタル、コンクリート、サイディングなど、様々な種類があります。
外壁材の種類によって、適切な塗料も異なります。
・モルタル壁
モルタル壁は、水分を含みやすく、乾燥時に収縮するため、ひび割れが発生しやすいです。
そのため、防水性能の高い塗料を選ぶことが重要です。
モルタル壁に適切な塗料は、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、シリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料です。
・コンクリート壁
コンクリート壁は、モルタル壁に比べて強度がありますが、防水性能は低いと言われています。
特に、経年劣化によって表面が剥がれてしまうと、雨水が内部に侵入しやすくなります。
コンクリート壁に適切な塗料は、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、シリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料です。
・サイディング壁
サイディング壁は、軽量で施工が容易なため、近年では多くの住宅に使用されています。
しかし、サイディング壁は、素材によっては防水性能が低い場合もあります。
サイディング壁に適切な塗料は、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、シリコン樹脂系塗料です。
2:塗料の選び方
防水性能の高い塗料を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。
・耐久性
塗料の耐久性は、塗料の種類によって異なります。
耐久性の高い塗料を選ぶことで、塗り替えの回数を減らせます。
・防水性能
防水性能は、塗料の撥水性や透湿性によって決まります。
撥水性の高い塗料は、雨水をはじきやすく、透湿性の高い塗料は、外壁内部の湿気を逃がす効果があります。
・防汚性
防汚性の高い塗料は、汚れがつきにくく、美観を長く保てます。
3:防水塗装の注意点
防水塗装を行う際は、以下の点に注意が必要です。
・専門業者に依頼すること
防水塗装は、専門知識と技術が必要な作業です。
素人施工では、防水効果が得られないばかりか、かえって建物を傷めてしまう可能性があります。
そのため、防水塗装は、必ず当社のような専門業者に依頼しましょう。
・下地処理をしっかり行うこと
防水塗装の効果を最大限に発揮するためには、下地処理をしっかり行うことが重要です。
下地処理が不十分な場合、塗料が剥がれやすくなったり、防水効果が低下したりする可能性があります。
・定期的なメンテナンス
防水塗装は、経年劣化によって効果が低下していきます。
定期的なメンテナンスを行うことで、防水効果を維持できます。
□まとめ
この記事では、防水塗装の種類、タイミング、適切な塗料の選び方について解説しました。
防水塗装は、雨漏りを防ぎ、建物の寿命を長く保つための重要な対策です。
雨漏りに関する知識を深め、適切なタイミングで防水工事を検討することで、安心安全な住まいを実現できるはずです。
DIY好きなあなたも、この記事を参考にして、雨漏り対策を始めましょう。
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