外壁コーキング剤のおすすめとは?種類・選び方を解説
2024.11.22 (Fri) 更新
家の外壁の劣化が気になって、自分でメンテナンスしたいと考えている方へ。
しかし、外壁コーキング剤の種類や選び方がよく分からず、どれを選んでいいのか悩んでいるのではないでしょうか。
この記事では、外壁コーキング剤の種類や選び方、そして目的別に最適な商品まで解説します。
DIYで外壁をメンテナンスしたいけど、何から始めればいいか分からないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
適切なコーキング剤を選んで、あなたの家の外壁を美しく、長持ちさせましょう。
目次
□外壁コーキング剤の種類
外壁コーキング剤は、素材、用途、特性など、様々な観点から分類できます。
それぞれの特性を理解することで、適切なコーキング剤を選べるようになります。
1:コーキング剤の原料による種類
コーキング剤は、主に以下の4つの原料から作られています。
・アクリル
アクリル樹脂を原料としたコーキング剤は、水性のため作業しやすく、湿気にも強いというメリットがあります。
価格も比較的安価です。
しかし、耐久性が低いため、経年劣化が早く、ひび割れや剥がれが発生しやすいというデメリットがあります。
最近は耐久性の高いコーキング剤が主流となっているため、アクリル製のコーキング剤はあまり使われなくなりました。
・ウレタン
ポリウレタン樹脂を原料とするコーキング剤は、密着性と弾性に優れ、コンクリートや木材のヒビ割れ補修などによく使われます。
しかし、紫外線に弱いため、施工後は必ず上塗り塗装を行う必要があります。
・シリコン
シリコン樹脂を原料とするコーキング剤は、耐久性と防水性に優れており、水回りによく使用されます。
耐熱性も高いので、屋外でも使用可能です。
ただし、塗装が困難なため、外壁にはあまり適していません。
・変性シリコン
変性シリコンは、シリコンとは異なる原料から作られており、耐久性と防水性に優れ、屋内外や水回りで使用できます。
シリコンに比べて耐久性は劣りますが、上塗り塗装が可能でカラーバリエーションも豊富なので、外壁に適しています。
ただし、他の種類に比べて価格が高いというデメリットがあります。
2:コーキング剤の用途による種類
コーキング剤は、用途によって1液タイプと2液タイプに分けられます。
・1液タイプ
1液タイプは、そのまま使用できるコーキング剤です。
シリコンやウレタンなど、様々な原料のコーキング剤が1液タイプで販売されています。
手軽に使える反面、2液タイプに比べて耐久性が低い場合もあります。
・2液タイプ
2液タイプは、コーキング剤と硬化剤を混ぜて使用するタイプです。
2液タイプは1液タイプに比べて耐久性が高く、強度も高いのが特徴です。
ただし、混ぜる作業が必要なため、施工に技術が必要です。
3:コーキング剤の特性による種類
コーキング剤は、特性によって様々な種類があります。
・耐候性
耐候性は、紫外線や雨風などの外的要因に対する耐久性を指します。
外壁用のコーキング剤は、耐候性に優れた製品を選ぶことが重要です。
・耐水性
耐水性は、水に対する耐久性を指します。
水回りに使用するコーキング剤は、耐水性に優れた製品を選ぶ必要があります。
・耐熱性
耐熱性は、熱に対する耐久性を指します。
高温になる場所で使用する場合には、耐熱性に優れた製品を選ぶ必要があります。
・弾性
弾性は、伸縮性のことです。
コーキング剤は、外壁の伸縮に合わせて伸縮する必要があります。
弾性が高いコーキング剤を選ぶことで、ひび割れや剥がれを防げます。
□外壁コーキング剤の選び方
外壁コーキング剤を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
*外壁材との相性
外壁コーキング剤は、外壁材との相性が重要です。
外壁材の種類によって、適切なコーキング剤が異なります。
1:ALC板
ALC板は、軽量で強度があり、外壁材としてよく使われます。
ALC板には、ウレタンコーキング剤がおすすめです。
ウレタンコーキング剤は、ALC板への密着性に優れ、剥がれにくいという特徴があります。
2:サイディングボード
サイディングボードは、外壁材として広く使われている素材です。
サイディングボードには、変性シリコンコーキング剤がおすすめです。
変性シリコンコーキング剤は、サイディングボードへの密着性が高く、耐久性も優れているため、外壁の長期的な保護に役立ちます。
*塗料との相性
外壁コーキング剤は、塗料との相性も重要です。
コーキング剤によっては、上から塗装できない場合があります。
塗装可能なコーキング剤を選ぶようにしましょう。
1:塗装可能なコーキング剤
変性シリコンコーキング剤、ウレタンコーキング剤は、上から塗装可能です。
2:塗装不可能なコーキング剤
シリコンコーキング剤は、塗装が困難です。
*DIYか業者施工か
DIYで施工する場合と、業者に施工を依頼する場合では、選ぶべきコーキング剤が異なります。
1:DIYの場合
DIYで施工する場合は、1成分タイプのコーキング剤を選ぶのがおすすめです。
1成分タイプのコーキング剤は、そのまま使用できるため、初心者でも扱いやすいです。
2:業者施工の場合
業者に施工を依頼する場合は、2成分タイプのコーキング剤を選ぶのがおすすめです。
2成分タイプのコーキング剤は、1成分タイプに比べて耐久性が高く、強度も高いので、専門的な施工に適しています。
□目的別!外壁コーキング剤おすすめ
それぞれの目的に合ったおすすめのコーキング剤を紹介します。
1:費用を抑えたい人
費用を抑えたい場合は、アクリル系またはウレタン系のコーキング剤がおすすめです。
アクリル系は価格が安く、扱いやすいですが、耐久性が低いというデメリットがあります。
ウレタン系はアクリル系よりも耐久性がありますが、紫外線に弱いため、上塗り塗装が必要です。
おすすめ商品
・東亞合成株式会社 アクリル系コーキング剤「アクリコーク」
・コニシ株式会社 ウレタン系コーキング剤「コニシボンド」
2:長持ちさせたい人
長持ちさせたい場合は、変性シリコン系コーキング剤がおすすめです。
変性シリコン系は、耐久性、防水性、耐候性に優れており、外壁の保護に最適です。
ただし、価格が高いというデメリットがあります。
おすすめ商品
・三協アルミ株式会社 変性シリコン系コーキング剤「アルシール」
・セメダイン株式会社 変性シリコン系コーキング剤「セメダインスーパーX」
3:DIYで手軽に補修したい人
DIYで手軽に補修したい場合は、1成分タイプのコーキング剤がおすすめです。
1成分タイプのコーキング剤は、そのまま使用できるため、初心者でも扱いやすいです。
おすすめ商品
・東亞合成株式会社 1成分変性シリコン系コーキング剤「アクリコークS」
・コニシ株式会社 1成分変性シリコン系コーキング剤「コニシボンド」
□まとめ
この記事では、外壁コーキング剤の種類、選び方、目的別のおすすめ商品を紹介しました。
外壁コーキング剤は、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つために重要な役割を担っています。
適切なコーキング剤を選んで、DIYで外壁をメンテナンスすることで、あなたの家の価値を高めましょう。
今回の記事では、外壁コーキング剤の種類、選び方、目的別のおすすめ商品を紹介しました。
外壁コーキング剤は、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つために重要な役割を担っています。
適切なコーキング剤を選んで、DIYで外壁をメンテナンスすることで、あなたの家の価値を高めましょう。
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