外壁塗装の塗り替え時期を見極める方法と劣化症状の見分け方
2025.09.23 (Tue) 更新
外壁塗装は、建物の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
適切な時期に塗り替えを行うことで、建物の美観を保ち、雨漏りなどのトラブルを防ぎ、建物の価値を維持することができます。
しかし、いつ塗り替えが必要になるのか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装の塗り替え時期の見極め方について、具体的な目安やチェックポイントを解説します。
目次
外壁塗装の塗り替え時期
築年数から判断する塗り替え時期の目安
一般的に、外壁塗装の寿命は10年程度と言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、外壁材の種類や環境条件によって大きく異なります。
築10年以上経過している建物は、一度外壁の状態を点検し、塗り替えの必要性を検討することが重要です。
特に、築15年以上経過している建物では、劣化が進行している可能性が高いため、早めの点検と塗り替えを検討することをお勧めします。
具体的な年数は、後述する劣化症状なども考慮した上で判断する必要があります。
外壁材の種類による塗り替え時期の違い
外壁材の種類によっても、塗り替え時期は異なります。
例えば、モルタル外壁は比較的寿命が短く、8~10年程度で塗り替えが必要になることが多いです。
一方、サイディング外壁は、種類によっては10年以上持つこともあります。
それぞれの外壁材の特性を理解し、適切な時期に塗り替えを行うことが重要です。
具体的な寿命の目安は、メーカーの推奨年数などを参考にすると良いでしょう。
前回の塗装からの経過年数で判断
前回の塗装から10年以上経過している場合は、塗り替えを検討する必要があります。
前回の塗装の品質や環境条件によっても寿命は変化しますが、10年を目安に点検を行うことをお勧めします。
ただし、経過年数だけでなく、外壁の劣化状況も確認することが重要です。
外壁の劣化症状から塗り替え時期を判断するには?
ひび割れで塗り替え時期を判断
外壁にひび割れが見られる場合は、塗り替え時期のサインです。
ひび割れの大きさや深さによって、塗り替えの緊急度が異なります。
細かいひび割れであれば、まだ様子を見ても良いかもしれませんが、大きなひび割れや、ひび割れから水が浸入している場合は、早急に塗り替えを行う必要があります。
ひび割れは、雨水の浸入による腐食や建物の構造的な問題に繋がる可能性もあるため、注意が必要です。
色あせやチョーキング現象で塗り替え時期を判断
外壁の色あせや、指で触ると白い粉が付くチョーキング現象は、塗膜の劣化を示すサインです。
これらの現象は、紫外線や雨風による劣化が原因です。
色あせやチョーキング現象が顕著に見られる場合は、塗膜の保護機能が低下しているため、早めの塗り替えが必要です。
特にチョーキング現象は、塗膜が劣化し、防水機能が失われつつあることを示しており、早急な対応が求められます。
コケやカビの発生で塗り替え時期を判断
外壁にコケやカビが発生している場合も、塗り替えのサインです。
コケやカビは、湿気や汚れを好むため、塗膜の劣化や防水機能の低下によって発生しやすくなります。
コケやカビは、見た目の悪さだけでなく、外壁の腐食を促進する可能性もあるため、早めの除去と塗り替えが必要です。
発生したコケやカビを放置することは、建物の寿命を縮めることに繋がります。
塗膜の剥がれで塗り替え時期を判断
塗膜が剥がれている場合は、塗り替えが必須です。
塗膜の剥がれは、防水機能の低下を意味し、雨漏りなどのトラブルにつながる可能性があります。
剥がれの程度が小さい場合は、部分的な補修で済む場合もありますが、広範囲にわたって剥がれている場合は、全面的な塗り替えが必要となります。
外壁塗装の塗り替え時期を早める原因とは?
紫外線による劣化
紫外線は、塗膜の劣化を促進する大きな原因です。
特に、南向きの外壁は紫外線に長時間さらされるため、劣化が進行しやすい傾向があります。
紫外線による劣化を防ぐためには、紫外線吸収剤配合の塗料を使用するなどが有効です。
雨風による劣化
雨風は、塗膜を徐々に侵食し、劣化を促進します。
特に、台風や豪雨などの強い風雨は、塗膜に大きなダメージを与えます。
雨風による劣化を防ぐためには、耐久性の高い塗料を使用することが重要です。
立地条件による劣化
海沿いや工場地帯など、塩害や大気汚染の影響を受けやすい立地条件では、外壁の劣化が進行しやすくなります。
これらの影響を受けやすい場所では、より耐久性の高い塗料を使用したり、塗り替えの頻度を高めることを検討する必要があります。
まとめ
外壁塗装の塗り替え時期は、築年数、外壁材の種類、前回の塗装からの経過年数、そして何より外壁の劣化状況を総合的に判断する必要があります。
ひび割れ、色あせ、チョーキング、コケ・カビの発生、塗膜の剥がれなど、様々な劣化症状をチェックし、状態に応じて適切な時期に塗り替えを行うことで、建物の寿命を延ばし、資産価値を守ることができます。
この記事が、外壁塗装の塗り替え時期の判断に役立てば幸いです。
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