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用語集その①!!~建物の部位解説~

本日は建物の部位に注目して名称解説していきます!!

 

目次

①雨樋(あまどい)

1. 定義と役割

**雨樋(あまどい)**とは、屋根に降った雨水を効率よく地面や排水口へ流すための排水設備です。屋根の端に設置される「軒樋(のきどい)」と、そこから地面へ流す「堅樋(たてどい)」などで構成されています。


2. 雨樋の主な目的

目的 詳細
外壁や基礎の劣化防止 雨水が直接外壁に当たるのを防ぎ、カビ・コケ・汚れを防止します。
地盤沈下・浸水の予防 屋根から落ちる雨水が周囲の地面に集中するのを防ぎ、地盤への影響を軽減します。
美観の維持 外壁の雨筋汚れを防ぎ、家の見た目をきれいに保ちます。
安全性の確保 雨だれや水たまりを防ぐことで、滑りや転倒のリスクを減らします。

3. 雨樋の構造と名称

部位 説明
軒樋(のきどい) 屋根の端に沿って水平に設置される樋。雨水を受け止める部分。
集水器(じゅうすいき) 軒樋と縦樋の接続部。水をまとめて縦樋へ流す。
縦樋(たてどい) 建物の側面に設置され、雨水を地面へ導く縦の樋。
呼び樋・自在ドレン 屋根やベランダの排水口から縦樋へつなぐパイプ。
排水マス 雨水を公共排水や浸透マスへ流すための地面の排水設備。

4. 材質の種類と特徴

材質 特徴
塩ビ(PVC) 軽量・安価・錆びない。一般住宅で最も普及している。
ガルバリウム鋼板 耐久性が高く、スタイリッシュな外観。金属系住宅に人気。
銅製 高級感があり、長寿命。ただし価格は高め。
ステンレス 錆びにくく頑丈。工場や大型施設向け。

5. 雨樋の不具合とメンテナンス

トラブル 原因 対処法
詰まり 落ち葉・砂・ゴミ 清掃・防止ネット設置
割れ・変形 紫外線・強風・経年劣化 補修・部分交換
外れ・傾き 施工不良・雪害 再固定・勾配調整
漏れ 接合部の劣化 コーキング補修・交換

6. 雨樋と外壁塗装の関係

外壁塗装工事の際には、雨樋も一緒に点検・塗装・交換されることが多いです。理由は以下の通り:

  • 足場を設置するタイミングで一緒に施工するとコスト効率が良い

  • 劣化している雨樋が放置されると、外壁に悪影響を及ぼす

  • 塗料の付着・色の統一感を出すため


 まとめ

雨樋は目立たない存在ですが、建物を雨から守るために非常に重要なパーツです。定期的な清掃・点検・塗装といったメンテナンスを怠ると、外壁や基礎、地盤にまで被害が及ぶ可能性があります。

外壁塗装を検討する際には、雨樋の状態も一緒に確認することが、住宅全体の長寿命化につながります

②破風(はふ)

1. 破風の定義

破風(はふ)とは、屋根の妻側(建物の横側)に設置される板状の部材で、屋根の端(軒先)の構造を保護するためのものです。破風板とも呼ばれます。

屋根と外壁の境界に取り付けられており、外観上も重要なポイントとなります。


2. 破風の主な役割

役割 詳細
雨風の侵入を防ぐ 屋根の構造内部(垂木など)への雨水の侵入を防止します。
風の巻き込み防止 台風・強風時に屋根材がめくれるのを防ぎます。
美観を整える 屋根の端を整え、外観を引き締める役割があります。
雨樋の支持 雨樋を取り付ける基礎となる部材でもあります。

3. 破風の位置と構造図解(言葉で説明)

  • 建物を正面から見たとき、屋根の**「三角形になっている部分の側面」**にある板が破風です。

  • 破風の下側には「鼻隠し」と呼ばれる別の部材があり、雨樋はこの鼻隠しに取り付けられます。

  • 屋根が「切妻(きりづま)」や「寄棟(よせむね)」の場合、特に破風が目立ちます。


4. 破風の材質と特徴

材質 特徴
木製(杉・檜など) 古い家に多い。通気性・風合い良いが劣化しやすい。
窯業系(セメント+繊維) 耐火・耐水性あり。近年の住宅に多い。
金属系(ガルバリウム等) サビに強く、耐久性抜群。モダン住宅向き。
樹脂製(塩ビなど) 軽量でメンテナンスが楽。安価。

5. 外壁塗装との関係

外壁塗装工事の際、破風板も塗装対象となることが多く、次の理由があります。

  • 雨風にさらされ劣化しやすい部分

  • 色褪せ・剥がれが目立つと外観が損なわれる

  • 雨樋とセットで補修・塗装がしやすい

  • 足場を組んだタイミングで一緒に作業する方がコスパ良好


6. よくある破風の劣化と対処

劣化症状 原因 対処法
塗膜の剥がれ 紫外線・雨水 再塗装(3回塗り推奨)
腐食・割れ 雨水の浸入 木部補修+塗装/板金カバー
黒ずみ・カビ 通気不良・経年 洗浄+防カビ塗料で保護

7. 破風の補修・リフォーム

破風の状態が著しく悪い場合には、以下のような対応が必要です:

  • 破風板の交換(木部の腐食がひどい場合)

  • 破風板金巻き(ガルバリウムカバー):劣化防止&高耐久化

  • シーリング補修:接合部のひび割れや雨漏り対策に有効


まとめ

破風は、家の構造保護・美観・防水・耐風性を兼ね備えた重要な部分です。外壁塗装と合わせてメンテナンスすることで、住宅の寿命を伸ばし、美しさを保つことができます。

③鼻隠し(はなかくし)

1. 鼻隠しの定義

鼻隠し(はなかくし)とは、屋根の軒先(のきさき)にある垂木(たるき)の先端を隠すための横板状の部材です。屋根の「正面側」に設置され、主に美観の向上と雨樋の支持を目的としています。


2. 鼻隠しと破風の違い

項目 鼻隠し 破風板
位置 屋根の軒先(水平) 屋根の妻側(三角の側面)
主な役割 垂木の先端保護・美観・雨樋の設置 屋根構造保護・風雨の侵入防止
見える場所 正面や側面から見える 側面から主に見える

※混同されやすいですが、「破風」は側面、「鼻隠し」は前面と覚えるとわかりやすいです。


3. 鼻隠しの役割

役割 詳細
垂木の保護 木材の切り口を紫外線や雨から守ります。
美観の向上 屋根の輪郭を整えて、家の印象を引き締めます。
雨樋の設置ベース 雨樋は基本的に鼻隠しに取り付けられます。
屋根の防水補助 鼻隠しがあることで、屋根の内部への雨水浸入を防ぎやすくなります。

4. 鼻隠しの材質

材質 特徴
木材 通気性あり、見た目も良いが劣化しやすい
窯業系(セメント+繊維) 不燃性・耐水性に優れる、最近の住宅で多い
金属系(ガルバリウム等) 高耐久・スタイリッシュ。モダン住宅向き
樹脂製 軽くて錆びず、メンテナンスが楽

5. 鼻隠しの劣化とメンテナンス

劣化症状 原因 対処法
塗膜の剥がれ 紫外線・経年劣化 再塗装(耐候性塗料で3回塗り)
木部の腐食 雨水の浸入・カビ 交換または板金カバー
雨樋のぐらつき 鼻隠しの破損・変形 鼻隠しの補強・修繕と雨樋固定し直し

6. 鼻隠しと外壁塗装

外壁塗装の際は、鼻隠しも一緒に塗装・点検するのが一般的です。

  • 足場を立てるので作業効率が良い

  • 美観を揃える意味でも塗り替えが推奨

  • 雨樋の脱着時に下地の状態を確認できる


まとめ

鼻隠しは外観美と実用性を兼ね備えた屋根の重要部材です。破風と並んで風雨や紫外線から屋根構造を守るだけでなく、雨樋の取り付けや家全体の印象にも大きく関わります。

外壁塗装のタイミングで鼻隠しの塗装や補修も合わせて行うことで、住宅の寿命と美観を同時に守ることができます

④軒天井(のきてんじょう)

1. 軒天井の定義

軒天井(のきてんじょう)とは、建物の屋根の軒(のき)裏部分の天井部分を指します。一般的には「軒天(のきてん)」と略されることも多く、屋外にある屋根の裏側にあたる部分のことです。


2. 軒天井の役割

役割 説明
屋根裏の保護 雨や風、ホコリから屋根内部を守ります。
防火性能の向上 不燃材を使うことで火災の延焼を防ぐ効果。
美観の整備 建物の外観をスッキリ美しく見せます。
通気・換気 通気孔が設けられており、屋根裏の湿気対策に。

3. 軒天の場所と見た目

軒天は、建物の外に出ている屋根(軒)の真下から見上げたときに見える平らな板の部分です。玄関やベランダの天井部分、車庫の天井なども軒天として扱われることがあります。


4. 軒天井の主な材質

材質 特徴
ケイカル板(珪酸カルシウム板) 不燃性・軽量で最も一般的。
化粧合板 木目柄などで見た目が美しいが、防火性は低め。
金属板(ガルバリウム等) 耐久性抜群・高級感あり。
樹脂系パネル 軽量でメンテナンス性が良いが、価格はやや高め。

5. 軒天の劣化と症状

劣化症状 原因 対処法
塗膜の剥がれ 紫外線・経年劣化 再塗装(防カビ・防藻塗料推奨)
カビ・コケの発生 湿気・通気不良 洗浄+通気性の改善
割れ・腐食 水の侵入・雨漏り 部分交換や全面張り替え

6. 外壁塗装と一緒に行うべき理由

軒天は普段あまり見ない部分ですが、建物の耐久性に関わる非常に重要なパーツです。外壁塗装時に以下の理由で一緒に施工するのが一般的です。

  • 足場を使って作業が効率的

  • 雨漏りの予防につながる

  • 美観と統一感が得られる

  • 湿気・カビ対策として防カビ塗料を使える


7. 軒天塗装のポイント

項目 内容
使用塗料 通気性が高く、防カビ・防藻効果のある塗料が望ましい
色の選び方 白系が定番。落ち着いた印象と光の反射効果あり
工法 基本はケレン(下地処理)→下塗り→中塗り→上塗りの3回塗り

まとめ

軒天は目立たない場所ですが、屋根裏の湿気対策・防火・美観・耐久性すべてに関わる、重要な部位です。外壁塗装や屋根工事を検討する際には、軒天のチェック・塗装・修理も忘れずに行うことが、住まいを長持ちさせるコツです。

⓹幕板(まくいた)

1. 幕板の定義

幕板(まくいた)とは、建物の外壁の中間や境目に取り付けられる横板状の装飾部材のことです。特に1階と2階の間や、ベランダ下、基礎上部などに設置されることが多い部材で、建物の美観と機能性を両立する役割を持ちます。


2. 幕板の役割

役割 説明
デザイン性の向上 建物にアクセントを与え、外観を引き締める効果。
水切り・雨だれ防止 雨水の流れをコントロールし、下部外壁の汚れを軽減。
外壁のつなぎ目を隠す 異なる素材・色・構造の境界線を美しく整える。
配線や構造の目隠し 建物内部の通線や梁などを隠す場合もある。

3. 幕板がよく設置される場所

  • 1階と2階の境目(ツートンカラーの境界など)

  • ベランダの下部

  • 建物の基礎と外壁の間

  • 屋根の軒先や破風下に装飾的に取り付けるケースもあり


4. 幕板の素材と特徴

素材 特徴
木材(杉・檜など) 自然な風合い。塗装が必須で劣化しやすい。
窯業系(セメント+繊維) 耐久性・防火性が高く、住宅によく使われる。
樹脂系(塩ビなど) 軽量・耐水性あり。メンテナンスが容易。
金属系(アルミ・ガルバリウムなど) 高耐久・シャープな印象。モダン建築向き。

5. 幕板の劣化症状と対処

劣化内容 主な原因 対処法
塗膜の剥がれ 紫外線・風雨 再塗装(高耐候塗料を使用)
割れ・反り 木材の乾燥や劣化 交換または板金カバー工法
シーリングの劣化 地震・経年 シーリングの打ち替えや増し打ち
カビ・コケ 湿気・通気不良 高圧洗浄+防カビ塗料で塗装

6. 外壁塗装との関係

外壁塗装の際、幕板も一緒に塗装・補修されることが一般的です。

  • 足場設置時に同時施工すればコストダウン

  • 外観の統一感を維持できる

  • 劣化放置で雨水侵入や外壁破損につながるリスクがある


7. 幕板の塗装・補修時のポイント

項目 内容
使用塗料 高耐候性・防水性のある塗料が推奨
色の選び方 建物の配色に合わせたアクセントカラーが人気
施工注意点 幕板裏の通気や雨水の逃げ道をふさがないことが重要

まとめ

幕板は家の印象を左右する装飾性の高い部材であると同時に、雨水の流れや外壁の保護にも大きな役割を果たします。塗装や補修のタイミングを見逃さず、外壁全体のバランスを整えることが、長持ちする美しい家づくりの鍵です。

⑥水切り板金(みずきりばんきん)

1. 水切り板金の定義

水切り板金とは、建物の外壁や屋根の接合部などから雨水が内部に侵入しないように導くための金属部材のことです。
「水切り」や「水切り金具」「水切り板」とも呼ばれ、水を建物の外へ効率よく排出するための“雨仕舞(あまじまい)”の重要パーツです。


2. 水切り板金の主な役割

役割 内容
雨水の侵入防止 外壁と基礎、屋根と外壁などの接合部からの雨水浸入を防ぐ。
建物内部の腐食防止 木部や断熱材、下地への浸水を防ぎ、腐食・カビを防ぐ。
外壁の美観保持 雨だれ跡を防ぎ、外壁の汚れ・劣化を抑える。
通気や排水の確保 通気構造の外壁では、水と空気の流れを調整する役目もある。

3. 水切り板金が使われる主な場所

設置場所 目的
基礎と外壁の間(基礎水切り) 雨水が基礎内部に回らないようにする。
屋根と外壁の取り合い部 屋根から流れた雨水が壁を伝わらないようにする。
出窓や庇(ひさし)の上部 隙間からの雨漏り防止。
バルコニー笠木の下部など 水はけの悪い場所の排水補助。

4. 材質と種類

材質 特徴
ガルバリウム鋼板 耐久性・防錆性に優れ、住宅で広く使用されている。
ステンレス 錆びにくく強いが、価格はやや高め。
アルミ 軽くて扱いやすいが、強度・耐久性はやや低め。
銅板 高級感があり、伝統的な建物に使用される。価格は高い。

5. 水切り板金の劣化と症状

劣化症状 主な原因 対処法
サビ・腐食 経年劣化、塩害、酸性雨など 交換または塗装(防錆処理必須)
浮き・はがれ 施工不良、地震・台風の衝撃 ビスの打ち直し、部分補修
隙間からの雨漏り シーリング劣化、板金の変形 シーリング打ち直し、板金交換

6. 外壁塗装と水切り板金

外壁塗装時には、水切り板金も一緒にチェック・補修・塗装されることが推奨されます。

  • 足場が必要な場所なので同時施工が効率的

  • 塗装によって防錆性能を補強可能

  • シーリング補修とセットで防水性を高められる


7. 水切り板金を放置すると?

水切り板金が破損・劣化したままだと、以下のような深刻な問題に繋がります。

  • 雨水が壁内部へ侵入し、断熱材や木材が腐食

  • 外壁材の反り・浮き・剥がれ

  • 白アリの発生やカビの繁殖

  • 基礎や構造体の耐久性低下


まとめ

水切り板金は、家の寿命や美観を守るために不可欠なパーツです。外壁や屋根を塗り替えるタイミングで、水切りのチェック・補修・再塗装を行うことが、雨漏りを未然に防ぐ最良の方法です。

⑦雨戸(あまど)

1. 雨戸の定義

**雨戸(あまど)**とは、窓の外側に設置される戸板状の建具で、雨風・防犯・遮光などから住まいを守るための設備です。古くから日本の住宅に使われており、今でも多くの住宅やアパートで採用されています。


2. 雨戸の主な役割

役割 内容
雨風から窓ガラスを守る 台風や強風の際に、窓の破損を防止。
防犯性の向上 閉めることで侵入を難しくし、空き巣対策に有効。
遮光・断熱・防音 光・熱・音を遮断し、快適な室内環境を保つ。
プライバシー保護 外からの視線を遮ることで、生活を守る。

3. 雨戸の種類

種類 特徴
引き戸型 昔ながらのタイプ。左右にスライドして開閉。
折れ戸型(アコーディオン式) 開閉時に折りたたむ方式。省スペース。
シャッター型(手動・電動) 現代住宅で主流。耐風・防犯・操作性に優れる。
板戸(木製) 和風建築に多い。趣があり断熱性も良いが重く、手入れが必要。

4. 素材と特徴

素材 特徴
アルミ製 軽量・耐久性・防錆性に優れる。
スチール製 丈夫で防犯性が高いが、錆に注意。
木製 昔ながらの趣があり、断熱性が高いが手入れが必要。
樹脂製 軽量で耐候性が高く、腐食しにくい。

5. 雨戸のメンテナンス

メンテナンス内容 頻度 ポイント
清掃(レール・戸板) 月1回程度 ゴミ・砂・落ち葉を除去し、動作スムーズに。
塗装(特に鉄製・木製) 5〜10年ごと 防錆・防腐・外観維持に有効。
部品交換(戸車・鍵) 状態に応じて 劣化部品は早めに交換して安全性を確保。

6. 外壁塗装と雨戸の関係

外壁塗装時には、雨戸の塗装や補修も一緒に行うのが一般的です。

  • 足場設置時に同時施工すればコストダウン

  • 錆や色あせを防ぎ、美観を維持

  • 雨戸を外して塗装する「吹き付け塗装」が主流(仕上がりがきれい)


7. 雨戸を交換・リフォームするタイミング

タイミング 理由
動きが悪い・重い 戸車やレールの摩耗・歪み
錆や腐食が目立つ 塗膜劣化・防水性低下
デザインを現代風にしたい シャッター雨戸への交換がおすすめ
自動化したい 電動シャッター化で利便性アップ

まとめ

雨戸は、単なる窓のカバーではなく、防災・防犯・断熱・美観を守るための重要な住宅設備です。特に自然災害の多い日本では、しっかりとした雨戸の設置・メンテナンスが住宅の安心・安全につながります。

外壁塗装や住まいのメンテナンスを考える際は、雨戸の状態も一緒にチェックすることをおすすめします。

⑧付け柱(つけばしら)

1. 付け柱の定義

付け柱(つけばしら)とは、建物の構造を支える本来の柱とは異なり、外観のデザインや装飾、意匠性の向上を目的として外壁に取り付けられた飾りの柱のことです。
構造的な機能は持たず、見た目を良くする「ダミーの柱」**と考えると分かりやすいです。


2. 付け柱の主な目的・役割

役割 詳細
外観デザインのアクセント 和風・洋風・モダンなど、建築様式に合わせた装飾効果。
立体感の演出 フラットな外壁に陰影を生み、奥行きのある外観に。
構造の統一感を出す 本物の柱と見た目を合わせ、全体のバランスを整える。
リフォーム時のデザイン性向上 外壁塗装や改修時に、付け加えることで高級感をプラス。

3. 付け柱の設置場所の例

  • 玄関まわり:門構えやポーチ柱のような見せ方で重厚感を演出

  • 外壁のコーナー部分:建物の縁に設けて、輪郭を強調

  • バルコニー下や庇下:建築的な支えのように見せる

  • 和風住宅:化粧柱のように使って風格を演出


4. 材質の種類と特徴

材質 特徴
木製 自然な風合いで和風住宅に最適。定期的なメンテナンスが必要。
樹脂製・FRP製 軽量・腐食に強く、メンテナンスが楽。洋風住宅に多い。
窯業系 外壁材と一体化させやすく、デザインが豊富。
金属製(アルミ・スチール) モダンな印象に。耐久性は高いが、錆対策が必要な場合も。

5. 外壁塗装と付け柱

外壁塗装時には、付け柱も一緒に塗装・補修するのが一般的です。

  • 色あせや塗膜の剥がれを防止

  • 本体との色調を合わせて外観に統一感を出す

  • 腐食や劣化の兆候があれば交換や補修が必要


6. よくあるトラブルと対処法

トラブル 原因 対処法
塗装の剥がれ 紫外線・雨風による劣化 再塗装(防水・防UV塗料推奨)
腐食・カビ 木材の吸湿・経年劣化 補修または樹脂製への交換
割れ・破損 台風や地震などの衝撃 早めの交換が安全

7. デザイン的な活用例

  • 南欧風住宅:白壁にレンガ調の付け柱で温かみを演出

  • 和モダン住宅:黒塗りの木柱で重厚感と落ち着きをプラス

  • シンプルモダン:グレーやブラックの細い付け柱でシャープな印象に


まとめ

付け柱は構造的な柱ではありませんが、建物の印象を大きく左右する重要なデザインパーツです。外壁塗装やリフォーム時に一緒に点検・塗装・交換を行うことで、住まい全体の美観と価値が大きく向上します。

⑨玄関柱(げんかんばしら)

1. 玄関柱の定義

玄関柱とは、住宅の玄関ポーチ(屋根付きの出入口空間)に設置されている屋根や庇(ひさし)を支えるための構造柱です。「ポーチ柱」「化粧柱」とも呼ばれ、建物の構造的強度とデザイン性の両面を担う重要な部材です。


2. 玄関柱の主な役割

役割 内容
玄関屋根や庇を支える 雨除け・日除けとしての庇を安全に保持する。
建物の構造強化 地震や風による揺れを抑える効果もある。
外観の印象を決定づける 柱の太さ・素材・色で玄関の印象が大きく変わる。
玄関ポーチの区切り役 内と外の境界線を明確にし、格式や美しさを演出する。

3. 玄関柱の設置場所の例

  • 玄関ポーチの左右や中央

  • 屋根付きの車寄せやカーポート玄関

  • 和風建築では縁側の柱と連続性を持たせることも


4. 玄関柱の主な素材と特徴

素材 特徴
木製(杉・檜など) 和風住宅に最適。温もりがあり意匠性が高いが、腐食や割れに注意。
アルミ・スチール製 モダン住宅向き。錆びにくく耐久性も高い。
FRP・樹脂製 軽量で劣化に強く、塗装も可能。
RC造やコンクリート調 重厚感・高級感のある外観を演出。

5. 玄関柱の劣化とそのサイン

劣化症状 主な原因 対処法
塗装の剥がれ・色あせ 紫外線・風雨 再塗装(防水・UVカット塗料)
腐食・カビ・ヒビ割れ 湿気・経年劣化 補修または交換
グラつき・傾き 地盤沈下・施工不良 基礎補強・根元の再施工

6. 外壁塗装・リフォーム時の注意点

外壁塗装の際、玄関柱も一緒に点検・補修・塗装することが非常に重要です。

  • 足場設置が必要なため、同時施工でコストダウン

  • 家の「顔」である玄関まわりの美観を保つ

  • 柱の根元からの雨水侵入を防ぐシーリング処理が重要


7. デザイン性も重視したい玄関柱

スタイル 特徴
和風住宅 丸太柱や黒塗りの角柱で格式高い印象
洋風住宅 白いクラシカルな柱や石調カバーでエレガントに
モダン住宅 シャープなメタリック調でシンプルにまとめる
ナチュラル住宅 木目調のアルミ柱や明るい色味で温もりを演出

まとめ

玄関柱は、見た目だけでなく、構造的にも家を支える非常に重要な部位です。雨風や紫外線に常にさらされるため、定期的な塗装・補修が必要不可欠です。

外壁塗装やリフォームを機に、玄関柱も合わせてチェック・美装することで、住まい全体の価値を高められます

⑩戸袋(とぶくろ)

1. 戸袋の定義

戸袋(とぶくろ)とは、雨戸や引き戸を開けたときに収納するための箱状のスペースで、建物の外壁側に設置されている「収納箱」のような部分です。
特に引き戸式の雨戸
和風建築の障子戸・格子戸などで使われており、建具をスッキリと隠すために欠かせない部材です。


2. 戸袋の主な役割

役割 詳細
雨戸の収納スペース 雨戸を使わないときに収納しておく箱。
建物の美観を保つ 開けたときに戸が見えず、外観がスッキリ整う。
防犯・防風対策の補助 雨戸をきちんと収納できることで、スムーズに施錠できる。
開閉の利便性 戸袋があることで雨戸の開け閉めがしやすくなる。

3. 戸袋が使われる建物・窓の例

  • 引き違い雨戸付きの窓

  • 和風住宅の格子雨戸や板戸

  • 木造家屋や町家造り

  • マンションのバルコニー付き窓(稀に)


4. 戸袋の構造と材質

材質 特徴
木製 昔ながらの和風建築に多い。風合いはあるが腐食しやすい。
トタン・スチール製 一般的な戸建て住宅でよく使われる。錆びには注意。
アルミ製 軽量・耐久性が高く、現代住宅に最適。
窯業系サイディング仕上げ 外壁材と一体化したデザインも多い。

5. 戸袋の劣化とメンテナンス

劣化症状 原因 対処法
塗膜の剥がれ・色あせ 紫外線・風雨 再塗装(サビ止め+耐候性塗料)
錆び・腐食 水の浸入・経年劣化 防錆処理または交換
戸の引き込み不良 レールのゴミ・戸袋の歪み 掃除・修理・調整
カビ・虫害 湿気・通気不良 洗浄・換気・防虫対策

6. 外壁塗装と戸袋の関係

外壁塗装を行う際には、戸袋の塗装もセットで行うことが一般的かつ推奨されます

  • 外壁と色を揃えて統一感のある美観に

  • 金属製ならサビ防止塗装が必須

  • 劣化が進んでいる場合は板金カバーや交換も検討


7. 戸袋のリフォームや交換のタイミング

タイミング 対処法
雨戸の動きが悪い レールの修理・戸袋の調整
錆び・変形・穴あき 板金による補修または新規取り付け
デザインを一新したい 外壁リフォームとあわせて戸袋も交換可能

まとめ

戸袋は日常生活ではあまり意識されませんが、雨戸をスムーズに使い、家の外観を整えるための重要な存在です。
劣化を放置すると、雨戸の使用に支障が出たり、美観を損ねたり、雨漏りの原因になることもあるため、外壁塗装の際には必ず点検・補修・塗装を行うことが大切です。

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今後とも、大府市・豊明市の地域の皆様にどうすれば喜んでいただけるのかを常に考えて行動し、これからも大府市・豊明市の皆様からの口コミ評判のいい、ご紹介をいただき続けられる企業でありたいと思っていますので、お住まいのことでお困りのことがございましたら、ぜひ大府市・豊明市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の愛知建装へお気軽にご相談いただければと思います。

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