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HOME > 現場ブログ > コラム > 外壁・屋根塗装のイロハ > 用語集その②!!~建物の部位解説~

用語集その②!!~建物の部位解説~

本日も建物の部位に注目して名称解説していきます!!

 

目次

①ベランダ(べらんだ)

1. ベランダの定義

**ベランダ(veranda)**とは、住宅の外壁から張り出した屋外スペースで、上部に屋根や庇(ひさし)があるものを指します。主に2階以上の住宅に設けられ、洗濯物を干すスペースとして使われることが多いです。


2. バルコニーとの違い

よく混同される「バルコニー」との違いは以下の通りです:

項目 ベランダ バルコニー
屋根の有無 あり(屋根や庇が付いている) なし(完全に屋外)
位置 主に2階以上 同じく2階以上が多い
用途 洗濯物干し・避難・換気など 観賞・ガーデニングなど多目的

※地域や建築会社によっては、名称があいまいに使われていることもあります。


3. ベランダの主な用途

用途 説明
洗濯物干し 屋根付きなので雨の影響を受けにくく、人気の用途。
換気・採光 窓とつながっており、風通しと明るさを確保。
避難経路 火災時などに避難経路として使用される設計も。
物置スペース 室外機や清掃用具の置き場としても活用可能。

4. ベランダの構造・部材

部材名 役割
床面(デッキ) 防水処理が施され、雨水の排水ができるようになっている。
手すり・笠木 安全性を確保するための柵部分。
庇(ひさし)・屋根 雨や日差しから守るための上部構造。
排水口・ドレン 雨水がたまらないよう排水する装置。

5. ベランダの劣化とメンテナンス

ベランダは外部に露出しているため、風雨や紫外線の影響を強く受けます

劣化症状 原因 対処法
床面のひび割れ・剥がれ 防水層の劣化 ウレタン塗膜防水などの再施工
雨漏り 排水不良・防水不良 排水口の清掃、防水工事の再施工
手すりのサビ 金属の酸化 サビ落とし+防錆塗装
カビ・藻の発生 湿気・通気不良 高圧洗浄+防カビ処理

6. 外壁塗装と同時に行うベランダのチェックポイント

外壁塗装のタイミングで、ベランダも同時に点検・補修・防水施工を行うのが非常に効果的です。

  • 足場設置のコストをまとめられる

  • 防水層の劣化を早期に発見

  • 雨漏り防止に直結

  • 手すりの塗装・交換も一緒に可能


まとめ

ベランダはただの洗濯物干しスペースではなく、住宅の防水・換気・美観を支える重要な部分です。放置すれば雨漏りや外壁の劣化につながるため、外壁塗装の際にベランダ防水や手すりの補修をセットで行うのがおすすめです。

②バルコニー(ばるこにー)

1. バルコニーの定義

**バルコニー(balcony)**とは、建物の外壁から張り出した屋外スペースで、基本的に屋根や庇(ひさし)がない構造を指します。
主に2階以上に設けられ、洗濯物干しやガーデニング、日光浴などの用途で使われることが多いです。


2. ベランダとの違い

よく混同される「ベランダ」との違いは、屋根の有無が最大のポイントです。

項目 バルコニー ベランダ
屋根の有無 なし(屋外空間) あり(庇やひさし付き)
開放性 高い(空が開けている) やや低い(屋根で覆われている)
主な使い道 観賞・ガーデニング・リラックス 洗濯物干し・雨よけ

3. バルコニーの種類

種類 説明
ルーフバルコニー 下階の屋根部分を利用した広いバルコニー。
インナーバルコニー 建物の内側に引っ込んだ形で設けられた半屋外空間。
アウトドアバルコニー 張り出し型で、手すりなどが付いた開放的な空間。

4. バルコニーの用途

用途 詳細
ガーデニングスペース プランターや鉢植えで家庭菜園や花の管理ができる。
リラックス空間 椅子やテーブルを置いて朝食や読書にも◎。
洗濯物干し 屋根がないため日当たりが良く、乾きが早い。
非常時の避難経路 万が一の火災時には避難経路としても有効。

5. バルコニーの構造と素材

部位 特徴
床面(デッキ) 防水処理が必要。FRPやウレタン塗膜が一般的。
手すり・柵 安全確保のため設置。金属やアルミ、ガラスなど多様。
排水口(ドレン) 雨水をスムーズに排出する装置。定期的な清掃が必要。

6. 劣化症状とメンテナンスポイント

劣化箇所 原因 対策
床面のひび割れ 経年劣化・紫外線 防水塗装の再施工
排水不良 落ち葉・ゴミの詰まり 排水口の定期清掃
手すりのサビ 雨水・結露 防錆塗装や部品交換
雨漏り 防水層の劣化 防水工事・シーリング補修

7. 外壁塗装とバルコニー防水の関係

外壁塗装のタイミングで、バルコニーの点検・防水処理も同時に行うのが効果的です。

  • 足場を共用できるためコスト効率が良い

  • 雨漏りリスクを大幅に減らせる

  • 外観の統一感が出て資産価値もアップ


まとめ

バルコニーは、日常生活の中で癒しの時間を生み出す半屋外のリラックス空間でありながら、防水や排水の管理を怠ると住まいの寿命に大きく影響する部分でもあります。

外壁塗装や住宅のメンテナンスを考える際は、バルコニーの防水・補修・清掃も忘れずにチェックしましょう。

③シャッターボックス(しゃったーぼっくす)

シャッターボックスの基本構造

シャッターボックスは、シャッターの巻き取り機構と収納部を内蔵しており、シャッターを開閉する際に巻き上げたシャッターを格納する場所です。一般的に、上部(または側部)に取り付けられています。

主な構成

  • シャッター本体(スラット):金属製や樹脂製の板が連結された部分。

  • 巻き取りドラム(スプリング付き):シャッターを巻き上げるための軸。

  • シャッターボックス:この巻き取りドラムやシャッター本体を収納するカバー。

  • 操作部:手動(ヒモ・チェーン)または電動(リモコンなど)。


🏠 用途・設置場所

用途 設置場所
防犯・防風・防音 戸建住宅の窓・勝手口
日除け・遮光 店舗の出入口や倉庫
プライバシー保護 住宅のバルコニー側窓など

🎨 外壁塗装との関係

外壁塗装・リフォームの現場では、シャッターボックスも塗装対象になることがあります。以下の点が重要です:

  • 素材は主にスチールやアルミ:下地処理や密着性の高い塗料選定が重要。

  • 既存の塗膜が劣化している場合:ケレン(研磨)などでしっかり下処理。

  • 可動部に塗料が入らないように:マスキングが必要。


🧾 メンテナンスのポイント

  • 異音や重さを感じたら:内部のバネやシャフトの劣化かも。

  • 塗装が剥げてきたら:錆が出る前に再塗装。

  • 操作が硬い時:潤滑剤の注油や点検が有効。


🏗️ よくある設置パターン

  • ビルトインタイプ:新築時に外壁に埋め込む。見た目がスッキリ。

  • 後付けタイプ:リフォームなどで追加設置される外付けのボックス。

  • 電動シャッター対応ボックス:モーターが内蔵されており、サイズが大きめ。


✅ まとめ

項目 内容
定義 シャッターを巻き取って収納するための箱状の部分
主な素材 アルミ、スチール
関連工事 外壁塗装時の塗装対象・メンテナンス対象になることが多い
注意点 動作機構を塗料で固めないよう配慮が必要

 

④シャッタースラット(しゃったーすらっと)

シャッタースラットとは?

シャッタースラットは、横方向に連結された細長い板状のパーツで、シャッターの開閉時に上下に動くことで開口部を開け閉めします。

▶ スラットの構造

  • 複数のスラットがピンやジョイントで連結されており、柔軟に曲がることで巻き取ることができます。

  • 巻き上げるとシャッターボックスの中に格納されます。

  • 強風や衝撃にも耐えるよう、高い強度と柔軟性を兼ね備えている必要があります。


🏭 主な材質

材質 特徴
ガルバリウム鋼板 耐久性・耐食性が高く、外部に多く使用される
アルミ合金 軽量で錆びにくく、住宅用や軽量シャッターに多い
ステンレス 高耐久・高価。防錆性能が重要な場所に使われる
樹脂(PVC等) 軽くて静音性が高いが、耐久性はやや低い

🎨 塗装やメンテナンスとの関係

🔧 塗装の注意点

  • スラットは可動部品のため塗膜の柔軟性が必要です。

  • 塗料が隙間に入り固着すると開閉不良を引き起こします。

  • 塗装前には脱脂・ケレンをしっかり行い、**密着性の高い塗料(2液ウレタン・フッ素系など)**を選ぶのが理想です。

🛠 メンテナンスポイント

  • 歪み・凹みがあると巻き取り不良に。

  • 異音や動きの悪さはスラットの変形やゴミ詰まりが原因の場合あり。

  • 長年使用で塗膜が剥がれる/錆が出る → 再塗装・交換対象。


📌 用語の比較:シャッター構成との違い

用語 内容
シャッター本体 スラットが連なったもの全体。開口部を閉じる役割
シャッターボックス 巻き取ったスラットを収納する箱
スラット 羽根板、シャッター本体を構成する帯状部材
ガイドレール スラットが昇降するための左右のレール

✅ まとめ

項目 内容
定義 シャッター本体を構成する帯状の部材(羽板)
主な材質 ガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレス、樹脂
関連工事 シャッター塗装・交換・調整・洗浄
注意点 塗料の選定や可動部への固着防止が重要

 

⓹ウッドデッキ(うっどでっき)

ウッドデッキの定義

**ウッドデッキ(Wood Deck)**とは、主に以下のような特徴を持つ構造物です。

  • 屋外に設置される床材構造

  • 天然木や人工木で施工される

  • 地面または建物に接続される形で設置

  • 憩い・家族の団らん・BBQなどの利用に最適


🧱 主な材質と特徴

材質 特徴
天然木(ハードウッド) ウリン、イペなど。高耐久・高価・重厚感がある
天然木(ソフトウッド) 杉、ヒノキなど。価格は安価だが定期メンテが必要
人工木(樹脂木) 木粉+樹脂。メンテナンス性が高く腐食しにくい
完全樹脂製 雨や日差しにも強く、変色や腐食がしにくい

🛠 ウッドデッキの構造

ウッドデッキは次のようなパーツで構成されています:

  • 床板(デッキ材):実際に歩く部分。木材や人工木。

  • 根太(ねだ):床板を支える横方向の構造材。

  • 束柱・束石:ウッドデッキを地面に固定する柱や基礎。

  • 幕板:外周を囲う見栄えのよいカバー板。


🏡 主な設置場所と用途

設置場所 用途例
庭(中庭) テーブルやイスを置いて団らんスペースに
ベランダ・バルコニー 洗濯物干し場やプランター置き場に
店舗(カフェ・レストラン) テラス席・喫煙スペースに
温泉・旅館 露天風呂周りに設置し高級感を演出

🧽 メンテナンスと耐久性

🔧 天然木のメンテナンス

  • 定期的な**塗装(防腐・防虫・防カビ)**が必要

  • 表面のささくれ・反り・割れに注意

🧼 人工木のメンテナンス

  • 基本は水洗いでOK

  • 直射日光により若干の退色はあるが、腐食しにくい


💡 ウッドデッキのメリット・デメリット

メリット デメリット
庭との段差をなくしてバリアフリー空間に 定期メンテナンスが必要(特に天然木)
家族やペットの憩いスペースになる 高温時は表面が熱くなりやすい
家の外観にナチュラル感を演出できる 設置費用が高いこともある

✅ まとめ

項目 内容
定義 屋外に設置する木製または人工木製の床構造物
主な素材 天然木(ウリン、ヒノキなど)、人工木
主な用途 テラス・中庭・バルコニー・店舗の外席など
注意点 素材によってメンテナンスの頻度が異なる

 

⑥濡れ縁(ぬれえん)

濡れ縁(ぬれえん)」とは、**日本の伝統的な住宅建築に見られる屋外の縁側(えんがわ)**の一種で、主に雨ざらしの場所に設けられた板張りのスペースを指します。和風住宅に多く見られ、庭と室内の中間的な空間として、機能性と美しさを兼ね備えた特徴的な構造です。


🏡 濡れ縁の定義

濡れ縁とは:

室内の縁側とは異なり、屋外(雨に濡れる場所)に設けられた、床より一段低い木製の板敷きのスペース。通常は軒先や掃き出し窓の外に設置され、庭との中間領域としての役割を果たします。


🌿 濡れ縁の特徴

特徴 説明
屋外設置 屋根があっても雨が吹き込むことがある場所に設置される
素材は木材が主流 昔ながらの住宅ではヒノキ・杉などが使われる
高さが低い 室内の縁側よりも1段低いことが多い
庭とのつながり 庭に出るためのステップ的な役割を持つ
腰掛け・物干しにも便利 座ったり、洗濯物の一時置きに使われることも

📏 一般的な構造

  • デッキ材:表面の板。雨風に強い木材を使用。

  • 根太(ねだ)・大引き:床下の構造材。

  • 束柱・束石:地面と接地する支柱と基礎石。

  • 幕板:正面を見栄えよくするための板(オプション)。


🛠 使用される素材(現代)

素材 特徴
天然木(ヒノキ、杉、イペなど) 自然素材で風合いが良いがメンテナンスが必要
樹脂木(人工木) 雨風に強く腐食しにくい。最近は主流になりつつある
アルミ製 劣化に強く、耐久性が非常に高い

💡 濡れ縁とウッドデッキの違い

比較項目 濡れ縁 ウッドデッキ
設置場所 掃き出し窓の外、和室前 広い庭、テラス空間
高さ 比較的低め 室内床面と同じか高め
主な用途 庭への出入り、腰掛け 家族の団らん、BBQなど多目的
雰囲気 和風・伝統的 ナチュラル・モダン

🧽 メンテナンス

  • 天然木製の場合:防腐剤や塗装を定期的に塗布する必要あり

  • 人工木製の場合:軽い水洗い程度でOK

  • 雨ざらしになるため、苔・カビの発生や腐食に注意


✅ まとめ

項目 内容
定義 雨のかかる場所に設けられる外部の縁側(腰掛けや通路)
素材 天然木、人工木、アルミなど
特徴 庭と室内の中間空間として、実用性と美観を兼ねる
用途 腰掛け、庭への出入り、物干しなど
メンテナンス 素材によって異なるが、防腐対策は必須

 

⑦笠木(かさぎ)

笠木(かさぎ)」とは、手すりや塀、パラペット(立ち上がり壁)、腰壁などの上部に取り付けられる仕上げ材・保護材のことを指します。建築や外構(エクステリア)において、**見た目の美しさ(意匠性)と、雨水の侵入防止や劣化防止(防水性・耐久性)**の両方の役割を担う重要な部材です。


🧱 笠木の定義と役割

項目 内容
名称 笠木(かさぎ)
設置場所 手すり、腰壁、ベランダ・バルコニーの立ち上がり、ブロック塀、フェンスの上端など
目的 防水・美観・耐久性の向上・仕上げ材の保護

🛡 笠木の主な役割

  1. 防水保護

    • 雨水が壁やブロック内部に染み込むのを防ぐ

    • 特にバルコニーのパラペット(立ち上がり壁)上部は、笠木がないと雨水が浸透し、雨漏りや構造体の腐食の原因になることも。

  2. 🎨 意匠性・デザイン

    • 全体の仕上がりを引き締めるアクセントとなる。

    • 素材や色によって、建物の印象を美しく見せることが可能。

  3. 🔧 補強と保護

    • 外的衝撃や紫外線による劣化を軽減

    • 人が触れる部分の安全性や手触りの向上にも寄与(特に手すりや腰壁)。


🧰 主な素材と特徴

素材 特徴 主な用途
ガルバリウム鋼板 軽量・防錆性が高く、加工しやすい 外壁・バルコニー・手すり
アルミ笠木 軽くて耐候性に優れ、カラーも豊富 高層マンション・外構
ステンレス笠木 錆に強く高級感がある 商業施設・屋上
コンクリート製 ブロック塀などに一体成形されることが多い 外構塀
木製(天然木・人工木) 自然な風合いが魅力だが、劣化しやすい ウッドデッキ・和風建築

🏗 よくある設置箇所と例

設置場所 笠木の役割
バルコニーのパラペット 雨水の侵入を防ぐ、防水層保護
屋上の立ち上がり部分 雨仕舞(あまじまい)処理として重要
ブロック塀の上部 水の浸透・凍害の防止、美観の向上
木製フェンスの上 腐食を防ぐための保護カバー

⚠️ 笠木の劣化・不具合のリスク

  • シーリングの劣化による雨水侵入

  • 浮きやズレがあると、台風時に飛散リスク

  • 金属製の場合、塗膜劣化によるサビ発生

  • 見た目の古びた印象にもつながる

定期的な点検・塗装・シーリング補修が重要!


✅ まとめ

項目 内容
定義 壁・塀・手すりなどの上部に取り付ける仕上げ材・保護材
主な目的 防水、保護、美観
使用素材 ガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレス、木材、コンクリートなど
関連工事 外壁塗装・バルコニー防水・外構工事など
注意点 シーリング劣化、錆、浮きなどの点検が必要

 

⑧熨斗水切り(のしみずきり)

熨斗水切り(のしみずきり)」とは、主に日本家屋や和風住宅において、外壁や基礎との取り合い部に取り付けられる水切り板金の一種です。名前の由来は、形状が「熨斗(のし)」に似ていることからきています。

雨水が建物内部に侵入しないようにする防水処理の一環として用いられ、特に和風住宅の意匠に調和するような独特の形状を持っているのが特徴です。


🧱 熨斗水切りとは?

項目 内容
読み方 のしみずきり
別名 熨斗板金、水切り板金(装飾タイプ)
設置位置 外壁と基礎の取り合い、庇の下、幕板の下など
主な目的 雨水の侵入防止・建物の劣化防止・装飾性の向上

💧 役割と重要性

1. 水切り(防水)

  • 外壁を伝って落ちてきた雨水が基礎部分や構造材に染み込まないようにする

  • 外壁の仕上げ材の末端に取り付けて、雨だれを遮断する。

2. 意匠性(和風デザインとの調和)

  • 熨斗(祝儀袋などに使われる飾り)のように、水平に張り出した段差状の形状が特徴的。

  • 和風住宅の外観と美しく調和するデザイン性がある。

3. 外壁材の保護

  • 壁材の端部に取り付けることで、紫外線や雨風による劣化を防止

  • 壁の下端が水を吸い上げる「毛細管現象」のリスクも軽減。


🔨 主な素材と形状

素材 特徴
ガルバリウム鋼板 耐久性が高くサビにくい。現代和風に多い
トタン(亜鉛メッキ鋼板) 安価だが耐久性はやや劣る
銅板・ステンレス 高級和風建築に使われることもある

形状

  • 一般的な「L型」や「Z型」の水切りに比べて、
    緩やかに段差をつけた立体的な折り返し構造を持つ。

  • のし折り」という伝統的な板金技法による装飾的形状。


🏡 よく使われる場所

設置箇所 理由
外壁と基礎の間 雨水の浸入を防ぎ、基礎の汚れ・劣化を防止
木製外壁の下端 吸水・腐食を防止するための保護材
腰壁・土台水切り上部 土台や内部構造を保護するため

⚠️ メンテナンスのポイント

  • 錆び・浮き・剥がれがあると、雨水が壁内部に侵入するリスク。

  • シーリングや釘打ち部の劣化にも注意。

  • 塗装工事の際には、水切りの塗装 or 交換も同時に検討されることが多い。


✅ まとめ

項目 内容
定義 和風住宅で外壁や基礎の間に取り付けられる段差状の水切り板金
目的 雨水の侵入防止・建物の保護・和風意匠との調和
特徴 熨斗のような段差形状・高いデザイン性
素材 ガルバリウム鋼板、銅板、ステンレスなど
関連工事 外壁塗装・板金交換・和風リフォームなど

 

⑨土台水切り(どだいみずきり)

土台水切り(どだいみずきり)」とは、建物の**外壁と基礎(土台)の取り合い部分に取り付けられる金属製の板(板金)**で、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を高めるための重要な部材です。現代住宅ではほぼ標準的に採用されています。


🧱 土台水切りとは?

項目 内容
読み方 どだいみずきり
英語表現 Base flashing、Sill flashing など
設置場所 建物の外壁と基礎コンクリートの境目(最下部)
主な目的 雨水を外壁内に侵入させない、水の切れを良くする、防腐・防蟻の補助、見た目の美観

💧 土台水切りの役割

1. 雨水の侵入を防ぐ

  • 外壁を伝って落ちてくる雨水が、壁の内側や構造材(土台・柱)に侵入しないようにガード

  • 特に「透湿防水シート(タイベックなど)」の末端からの水滴を外部に逃がす出口になる。

2. 毛細管現象の防止

  • 壁材と基礎の境目に隙間があると、雨水が逆に**吸い上げられる(毛細管現象)**ことがある。

  • 土台水切りはこれを物理的に遮断する役割も担う。

3. 防蟻処理との相性

  • 一部の仕様では防蟻薬剤の散布されたゾーンと接する部分に設置され、白蟻の侵入ルートを遮る補助的な役割も。

4. 見た目の美観を整える

  • 基礎と外壁材の取り合い部はデコボコしやすいが、土台水切りできれいにラインを整えることができる。


🛠️ 形状と素材

📐 形状

  • 一般的には「L型」「Z型」や、さらに水返しの折り返しが付いた形(雨仕舞重視)になっている。

  • 上部に**通気用のスリット(穴)**が設けられているタイプもある(※通気工法対応)。

🔩 素材

素材 特徴
ガルバリウム鋼板 軽量・耐久性・耐食性に優れ、現在主流
アルミ 軽くて加工しやすい。住宅用で多用される
ステンレス 耐久性・防錆性が非常に高く、高級住宅にも

🏡 よくある使用場所

使用場所 補足説明
外壁材と基礎の境目 サイディングやモルタルなどとの接点
通気工法の最下部 通気層から入った湿気を逃がす出口としても重要

⚠️ 注意点・劣化のリスク

トラブル 原因
シーリングの劣化 水切りと壁材の隙間が開くことで雨水浸入
サビ・腐食 金属板が露出していて塗膜が劣化している場合
浮き・外れ 経年劣化や地震などの影響
通気不良 スリットが詰まっていると湿気が抜けず内部結露リスク

✅ まとめ

項目 内容
定義 外壁と基礎の間に設置する金属製の水切り板
目的 雨水浸入防止・通気・美観の整え・白蟻や腐食リスクの軽減
素材 ガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレスなど
施工上のポイント 防水シートの末端処理とセットで施工されることが重要

 

⑩基礎

基礎(きそ)」とは、建物の最下部に設けられる構造部分であり、建物の重さ(自重)や地震・風などの外力を地面に安全に伝えるための非常に重要な構造要素です。

簡単に言えば、**建物を支える「土台のさらに下の部分」**であり、「建物と地面をつなぐ構造体」です。


🏗 基礎の役割

役割 内容
荷重の伝達 建物全体の重さや使用時の荷重を、地盤へ均等に分散して伝える
地盤沈下の防止 不均等な沈下(不同沈下)を防ぎ、建物の傾きを抑える
耐震性の確保 地震力を地盤に逃がすことで、建物の倒壊や損傷を防止
防湿・防蟻 地面からの湿気やシロアリの侵入を抑えるためのバリア的機能

🧱 基礎の構造タイプ

建物の用途・構造・地盤条件によって、以下のような基礎の形式があります。

ベタ基礎(スラブ基礎)

  • 建物の床下全体を鉄筋コンクリートで覆うタイプ

  • 戸建住宅や木造住宅で最も主流

  • 防湿性・耐震性が高い

✅ メリット:耐震性・不同沈下への耐性が強い
⚠ デメリット:掘削・コンクリート量が多く施工費がやや高め


布基礎(ぬのきそ)

  • 建物の柱・壁の下だけに連続してコンクリートを打設するタイプ

  • 昔ながらの木造住宅に多い

✅ メリット:施工が比較的簡単でコストが安い
⚠ デメリット:床下全面を覆わないため、防湿性がやや劣る


独立基礎

  • 柱ごとに独立した基礎を設置(主にカーポートや物置、倉庫など)

  • 構造体が軽量・小規模な場合に用いられる


杭基礎(くいきそ)

  • 地盤が軟弱な場合、コンクリートや鋼管の杭を地中深くまで打ち込み、強い地盤まで建物の荷重を伝える

  • 高層ビルや地盤の悪い地域の建物で使用


📏 基礎の構成部材

部材 説明
基礎梁(きそばり) 基礎の上端をつなぐ梁状の構造。水平剛性を高める
立ち上がり(立上り) 地表面より上に立ち上がっている部分。床を支える
スラブ ベタ基礎の平らな底盤部分
アンカーボルト 基礎と土台を固定し、地震時のズレを防止
ホールダウン金物 柱と基礎を強固に緊結する金具(耐震補強)

🛠 基礎に関連する工事・用語

用語 意味
地盤調査 地盤の強度や構造を調べ、適切な基礎を選定するために行う調査
配筋工事 コンクリート打設前に鉄筋を組む工程
型枠工事 コンクリートを流し込むための型を設置する工程
打設(だせつ) コンクリートを流し込む作業
養生(ようじょう) コンクリートの硬化を安定させるための乾燥管理期間

⚠️ 基礎の劣化やトラブル

トラブル例 原因 対応方法
クラック(ひび割れ) 乾燥収縮・地盤の動き 0.3mm以上は要補修や注入処理
白華(エフロレッセンス) 水分中の成分が表面に析出 美観的問題。表面洗浄など
シロアリ被害 基礎の隙間や通気不良 防蟻処理・点検口設置
錆びたアンカーボルト 防水不良 交換または補強が必要なことも

✅ まとめ

項目 内容
定義 建物の荷重を支え、地盤に伝える最下部構造
目的 荷重分散・防水・防湿・防蟻・耐震性
主な形式 ベタ基礎・布基礎・独立基礎・杭基礎
注意点 クラック・湿気・防蟻処理の有無などのメンテナンスが必要

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