
外壁コーキング剤のおすすめとは?種類・選び方を解説
家の外壁の劣化が気になって、自分でメンテナンスしたいと考えている方へ。しかし、外壁コーキング剤の種類や選び方がよく分からず、どれを選んでいいのか悩んでいるのではないでしょうか。 この記事では、外壁コーキング剤の種類や選び方、そして目的別に最適な商品まで解説します。DIYで外壁をメンテナンスしたいけど、何から始めればいいか分からないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。適切なコーキング剤を選んで、あなたの家の外壁を美しく、長持ちさせましょう。 □外壁コーキング剤の種類 外壁コーキング剤は、素材、用途、特性など、様々な観点から分類できます。それぞれの特性を理解することで、適切なコーキング剤を選べるようになります。 1:コーキング剤の原料による種類 コーキング剤は、主に以下の4つの原料から作られています。 ・アクリルアクリル樹脂を原料としたコーキング剤は、水性のため作業しやすく、湿気にも強いというメリットがあります。価格も比較的安価です。しかし、耐久性が低いため、経年劣化が早く、ひび割れや剥がれが発生しやすいというデメリットがあります。最近は耐久性の高いコーキング剤が主流となっているため、アクリル製のコーキング剤はあまり使われなくなりました。 ・ウレタンポリウレタン樹脂を原料とするコーキング剤は、密着性と弾性に優れ、コンクリートや木材のヒビ割れ補修などによく使われます。しかし、紫外線に弱いため、施工後は必ず上塗り塗装を行う必要があります。 ・シリコンシリコン樹脂を原料とするコーキング剤は、耐久性と防水性に優れており、水回りによく使用されます。耐熱性も高いので、屋外でも使用可能です。ただし、塗装が困難なため、外壁にはあまり適していません。 ・変性シリコン変性シリコンは、シリコンとは異なる原料から作られており、耐久性と防水性に優れ、屋内外や水回りで使用できます。シリコンに比べて耐久性は劣りますが、上塗り塗装が可能でカラーバリエーションも豊富なので、外壁に適しています。ただし、他の種類に比べて価格が高いというデメリットがあります。 2:コーキング剤の用途による種類 コーキング剤は、用途によって1液タイプと2液タイプに分けられます。 ・1液タイプ1液タイプは、そのまま使用できるコーキング剤です。シリコンやウレタンなど、様々な原料のコーキング剤が1液タイプで販売されています。手軽に使える反面、2液タイプに比べて耐久性が低い場合もあります。 ・2液タイプ2液タイプは、コーキング剤と硬化剤を混ぜて使用するタイプです。2液タイプは1液タイプに比べて耐久性が高く、強度も高いのが特徴です。ただし、混ぜる作業が必要なため、施工に技術が必要です。 3:コーキング剤の特性による種類 コーキング剤は、特性によって様々な種類があります。 ・耐候性耐候性は、紫外線や雨風などの外的要因に対する耐久性を指します。外壁用のコーキング剤は、耐候性に優れた製品を選ぶことが重要です。 ・耐水性耐水性は、水に対する耐久性を指します。水回りに使用するコーキング剤は、耐水性に優れた製品を選ぶ必要があります。 ・耐熱性耐熱性は、熱に対する耐久性を指します。高温になる場所で使用する場合には、耐熱性に優れた製品を選ぶ必要があります。 ・弾性弾性は、伸縮性のことです。コーキング剤は、外壁の伸縮に合わせて伸縮する必要があります。弾性が高いコーキング剤を選ぶことで、ひび割れや剥がれを防げます。 □外壁コーキング剤の選び方 外壁コーキング剤を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。 *外壁材との相性 外壁コーキング剤は、外壁材との相性が重要です。外壁材の種類によって、適切なコーキング剤が異なります。 1:ALC板ALC板は、軽量で強度があり、外壁材としてよく使われます。ALC板には、ウレタンコーキング剤がおすすめです。ウレタンコーキング剤は、ALC板への密着性に優れ、剥がれにくいという特徴があります。 2:サイディングボードサイディングボードは、外壁材として広く使われている素材です。サイディングボードには、変性シリコンコーキング剤がおすすめです。変性シリコンコーキング剤は、サイディングボードへの密着性が高く、耐久性も優れているため、外壁の長期的な保護に役立ちます。 *塗料との相性 外壁コーキング剤は、塗料との相性も重要です。コーキング剤によっては、上から塗装できない場合があります。塗装可能なコーキング剤を選ぶようにしましょう。 1:塗装可能なコーキング剤変性シリコンコーキング剤、ウレタンコーキング剤は、上から塗装可能です。 2:塗装不可能なコーキング剤シリコンコーキング剤は、塗装が困難です。 *DIYか業者施工か DIYで施工する場合と、業者に施工を依頼する場合では、選ぶべきコーキング剤が異なります。 1:DIYの場合DIYで施工する場合は、1成分タイプのコーキング剤を選ぶのがおすすめです。1成分タイプのコーキング剤は、そのまま使用できるため、初心者でも扱いやすいです。 2:業者施工の場合業者に施工を依頼する場合は、2成分タイプのコーキング剤を選ぶのがおすすめです。2成分タイプのコーキング剤は、1成分タイプに比べて耐久性が高く、強度も高いので、専門的な施工に適しています。 □目的別!外壁コーキング剤おすすめ それぞれの目的に合ったおすすめのコーキング剤を紹介します。 1:費用を抑えたい人 費用を抑えたい場合は、アクリル系またはウレタン系のコーキング剤がおすすめです。アクリル系は価格が安く、扱いやすいですが、耐久性が低いというデメリットがあります。ウレタン系はアクリル系よりも耐久性がありますが、紫外線に弱いため、上塗り塗装が必要です。 おすすめ商品・東亞合成株式会社 アクリル系コーキング剤「アクリコーク」・コニシ株式会社 ウレタン系コーキング剤「コニシボンド」 2:長持ちさせたい人 長持ちさせたい場合は、変性シリコン系コーキング剤がおすすめです。変性シリコン系は、耐久性、防水性、耐候性に優れており、外壁の保護に最適です。ただし、価格が高いというデメリットがあります。 おすすめ商品・三協アルミ株式会社 変性シリコン系コーキング剤「アルシール」・セメダイン株式会社 変性シリコン系コーキング剤「セメダインスーパーX」 3:DIYで手軽に補修したい人 DIYで手軽に補修したい場合は、1成分タイプのコーキング剤がおすすめです。1成分タイプのコーキング剤は、そのまま使用できるため、初心者でも扱いやすいです。 おすすめ商品・東亞合成株式会社 1成分変性シリコン系コーキング剤「アクリコークS」・コニシ株式会社 1成分変性シリコン系コーキング剤「コニシボンド」 □まとめ この記事では、外壁コーキング剤の種類、選び方、目的別のおすすめ商品を紹介しました。外壁コーキング剤は、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つために重要な役割を担っています。適切なコーキング剤を選んで、DIYで外壁をメンテナンスすることで、あなたの家の価値を高めましょう。 今回の記事では、外壁コーキング剤の種類、選び方、目的別のおすすめ商品を紹介しました。外壁コーキング剤は、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つために重要な役割を担っています。適切なコーキング剤を選んで、DIYで外壁をメンテナンスすることで、あなたの家の価値を高めましょう。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 大府市・豊明市・岡崎市で外壁塗装・屋根塗装なら愛知建装にお任せください! 愛知建装は地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。お見積もり提案から施工まで親切・丁寧・バカ真面目をモットーに、お客様にとって最善のご提案を心がけております。弊社所属の経験豊富な熟練の一級塗装技能士の職人による正直な施工で、地域の皆様に愛される「地域優良一番店」を目指しております。 お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります! 相談無料・診断無料・見積もり無料お電話の場合はこちら:0120-38-8221メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム来店予約の場合はこちら:ショールーム詳細ページ雨漏り診断の場合はこちら:無料診断依頼用フォーム料金表についてはこちら:サービス・料金詳細ページ施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!
2024.11.22(Fri)
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