オートンイクシードとは?革新的シーリング材で建物を長期保護
2024.03.29 (Fri) 更新
建築やリフォームに情熱を持つプロフェッショナルの皆さんへ。
最新の建材技術は常に進化しており、その中でも特に耐久性と美観の向上は重要な要素です。
本記事では、「オートンイクシード」という革新的なシーリング材の特性と施工技術による建物保護のメリットについて詳しく解説します。
建物の長期保護を重視する皆さんにとって、新たな知見となるはずです。
□オートンイクシードとは
オートンイクシードは、革新的なLSポリマーを使用したシーリング材です。
この新開発されたポリマーにより、シーリング材の耐久性と耐候性が大幅に向上しました。
具体的には、このシーリング材には以下の特徴があります。
1:耐久性と耐候性に優れる
新規開発された「LSポリマー」の採用により、従来のシーリング材とは一線を画する耐久性と耐候性を実現しました。
この結果、新築・リフォーム問わず、幅広い用途で建物を雨水の浸入から長期間保護することが可能になります。
2:幅広い用途に対応
オートンイクシードは、窯業系サイディングの外装目地、PCaパネルやRC目地、タイルおよび石目地など、様々な建材に適用可能です。
これにより、多様な建築物の保護に寄与します。
3:柔軟性の長期維持
「LSポリマー」は、経年による硬質化を防ぎ、柔軟性を長時間維持します。
これは、経年で流出する可塑剤を配合せずに実現されており、長期にわたる耐久性を保証します。
□正しい施工で性能を最大限に
オートンイクシードの性能を最大限に引き出すには、適切な施工技術が不可欠です。
ここでは、正しい施工方法について説明します。
1:2面接着の原則
サイディングボードへの充填において、2面接着が基本です。
この方法は、サイディングボードの動きに対して、シーリング材が適切に伸縮することを可能にし、建物の寒暖や地震時の揺れに強くします。
2:3面接着のリスク
一方で、3面(全方向)に接着してしまう施工方法は、伸縮が制限されるため、シーリング材が剥がれる原因となりえます。
このため、施工の際は、バックアップ材やボンドブレーカーを使用して、背面(底面)に接着しないよう注意が必要です。
3:適切な知識と技術の重要性
高性能なシーリング材を施工するには、上記のような適切な知識と技術が必要です。
施工会社はこれらの原則を理解し、正しい施工方法を適用することが、建物保護の効果を最大化します。
□まとめ
オートンイクシードは、新開発のLSポリマーを使用した超寿命シーリング材であり、その耐久性と耐候性により、建物を長期にわたり保護します。
このシーリング材の性能を最大限に発揮するには、適切な施工技術が必須です。
2面接着を基本とし、3面接着のリスクを避けることが、高性能を維持する鍵です。
建築やリフォームに携わるプロフェッショナルの皆さんは、この最新技術を活かして、より耐久性と美観の高い建物を実現しましょう。