レンガ調の外壁塗装の方法とは?種類や予算についてご紹介します!
2024.06.12 (Wed) 更新
レンガ調外壁塗装は、現代の住宅デザインにおいて非常に人気があります。
このような外壁は、伝統的な魅力と現代的な耐久性を兼ね備えており、多くの家庭で選ばれています。
そこで今回は、そのレンガ調外壁の種類と特徴、適切なメンテナンス方法についてご紹介します。
目次
□レンガ調外壁の種類と特徴
レンガ調外壁は、本物のレンガ、レンガ調タイル、レンガ風サイディングボードの3つの主な種類に分けられます。
それぞれに特徴があり、住宅のスタイルやメンテナンスの手間、コストに大きな影響を与えます。
*本物のレンガ
1:耐久性とメンテナンス
本物のレンガは非常に耐久性が高く、メンテナンスフリーが大きな利点です。
しかし、重量があり、設置には専門的な技術が必要です。
2:コスト
初期コストは高いですが、長期にわたる耐久性を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に良いといえます。
*レンガ調タイル
1:デザインの自由度
レンガ調タイルは、軽量でデザインの自由度が高いため、さまざまな外壁に容易に適用できます。
2:メンテナンス
タイルは耐久性がある一方で、目地のメンテナンスが必要です。
目地が劣化すると水漏れの原因になるため、定期的なチェックが必要です。
*レンガ風サイディングボード
1:取り扱いやすさ
レンガ風サイディングボードは非常に軽量で、取り扱いや施工が簡単です。
多くのDIY愛好者にも選ばれています。
2:コストとバリエーション
サイディングボードはコストパフォーマンスに優れ、多様な色や模様がありますが、本物のレンガと比べると見た目の質感に劣る場合があります。
このように、レンガ調外壁にはそれぞれに合った特徴がありますので、ライフスタイルや予算、建物のスタイルに最適な選択をすることが重要です。
□レンガ調の外壁塗装方法とは?
レンガ調外壁塗装は、特有の質感と見た目を保ちながら、外壁を保護するための方法です。
特に、クリア塗装、ダブルトーン塗装、多彩模様塗装の3つの主流な技法があり、それぞれにメリットがあります。
1:クリア塗装
クリア塗装は、外壁の自然な色や質感をそのまま生かしつつ保護できます。
透明な塗料を使用するため、本物のレンガやタイルの風合いを損なうことなく、耐久性を向上させられます。
ただし、クリア塗装は細かい傷や汚れが目立ちやすく、長期間の保護力には限界があります。
定期的なメンテナンスが必要になることを覚えておく必要があります。
2:ダブルトーン塗装
ダブルトーン塗装は、異なる色の塗料を使用して深みと立体感を演出します。
レンガの色合いを自然に表現するために、色の濃淡を利用して視覚的な魅力を引き出します。
この塗装方法は技術が要求されるため、経験豊富なプロに依頼することが望ましいです。
不均一な塗り方は見た目の印象を大きく損なう可能性があります。
3:多彩模様塗装
多彩模様塗装は、複数の色を使用して独特の模様やテクスチャを作り出せます。
自然石のような見た目を実現できるため、デザイン性を重視する場合に適しています。
この技法はレンガ調外壁だけでなく、モルタルやALC板など、さまざまな素材に適用可能です。
外壁のリニューアルを考えている場合に、多彩模様塗装で新たな外観を実現できます。
レンガ調外壁の塗装方法は、家の全体的な美観を左右する重要な要素です。
適切な塗装方法を選び、専門の施工会社に相談することで、美しく、長持ちする外壁を確保できます。
当社では外壁塗装を行っており、地域の皆さまに寄り添った施工を行っております。
大府市・豊明市・岡崎市で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
□レンガ調外壁の予算はどれくらい?
レンガ調外壁の費用は材料や施工方法によって大きく異なりますが、一般的なメンテナンス費用と新たな塗装技術の導入による費用の相場を理解することが重要です。
以下では、レンガ調タイルとレンガ調サイディングボードのメンテナンス費用の目安について解説します。
*レンガ調タイルのメンテナンス費用
レンガ調タイルの目地のシーリング材は、時間が経過すると劣化し、打ち替えが必要になります。
打ち替えの費用は、1メートルあたり約800円から1200円です。
この作業を怠ると水漏れの原因になり得るため、定期的なメンテナンスが必須です。
タイルが剥がれた場合、下地の修理と共に再度タイルを貼り直す必要があります。
この費用は、タイル一枚あたり500円から1000円、加えて工事費用が発生します。
*レンガ調サイディングボードのメンテナンス費用
レンガ調サイディングボードは、一般的なサイディングボードよりもデザイン性が高いため、塗装の種類によって費用が異なります。
一般的な外壁塗装の相場は、80万円から140万円ですが、レンガ調のデザインを再現する場合は、追加で15万円から20万円が必要になることがあります。
これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は住宅の規模や地域、選択する材料によって異なります。
レンガ調外壁の美観を維持するためには、これらのメンテナンス費用を計画的に見積もり、定期的に予算を確保することが望ましいです。
□まとめ
今回はレンガ調外壁の種類ごとの特徴とメンテナンス方法、そしてそれに伴う予算の概要をご紹介しました。
レンガ調外壁を選ぶ際には、これらの情報を参考にして、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮し、最適な選択を行ってください。
美しい外壁を保ち続けるためにも、適切なメンテナンスと予算の管理が重要です。