外壁と屋根の色はどう組み合わせると良い?解説します!
2024.04.15 (Mon) 更新
新築やリフォームを考える自宅所有者の皆さん、家の外壁と屋根の色選びに悩んでいませんか?
外壁と屋根の色の組み合わせは、家の美観と個性を大きく左右します。
適切な色の選択と組み合わせ方を理解することで、あなたの家を美しく、かつ個性的に演出することが可能です。
この記事では、外壁塗装の色の基本から、人気の色、避けるべき色の組み合わせまで、家の外観を格上げするためのポイントを詳しく解説します。
目次
□色の組み合わせの基本を知る
外壁塗装では、色の選び方一つで全く異なる印象になります。
失敗しないためには、まず色の基本的な組み合わせ方を理解することが重要です。
1:補色の活用
補色とは、色相環上で正反対に位置する色のことを指します。
例えば、赤の補色は緑、黄色の補色は青紫です。
補色を組み合わせると、互いの色が引き立ち、住宅を目立たせたい場合に適しています。
ただし、落ち着いた印象を求めるならば、補色ではなく似た色同士を組み合わせると良いでしょう。
2:サイディングの切れ目での色分け
サイディング外壁を採用する場合、色の境界線を目立たせないために、サイディングボードの切れ目で色を分ける方法が有効です。
外壁の角や付帯部での色分けも、全体の印象を整えるのに役立ちます。
3:ベランダの色使い
ベランダを別の色で塗装することで、外壁のデザインに変化を加え、視覚的な印象を強化できます。
ただし、ベランダの面積や数によっては全体のバランスを損ねることもあるので、事前にプロの意見を参考にすることが推奨されます。
4:外壁と屋根の色の選び方
一般的に、外壁は薄い色、屋根は濃い色を選ぶというのが基本です。
特に屋根は劣化が早い部分なので、濃い色を選ぶことで、劣化が目立ちにくくなります。
外壁を薄い色で統一し、屋根に濃い色を選ぶことで、家全体のデザイン性が向上します。
□外壁塗装で人気の色とは?
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する要素です。
ここでは、外壁塗装で人気のある色トップ10を紹介し、色選びの参考にしていただきます。
1:ベージュ・クリーム
ベージュやクリーム色は、どんな環境にも馴染みやすく、汚れが目立ちにくいため、非常に人気があります。
これらの色は、温かみがありながらも洗練された印象を与えることができます。
2:白
清潔感と明るさを演出できる白は、外壁塗装の色として非常に人気があります。
ただし、汚れが目立ちやすいため、メンテナンスには注意が必要です。
3:ブラウン
自然と調和するブラウンは、温かみと落ち着きを感じさせる色で、特に木々に囲まれた環境に適しています。
4:グレー
モダンでスタイリッシュな印象を与えるグレーは、近年特に人気の色です。
汚れが目立ちにくい点も、選ばれる理由の一つです。
5:黒
黒は、重厚感とモダンな雰囲気を演出することができる色です。
特に、都市部の住宅に好まれる傾向にあります。
6:黄色
明るく元気な印象を与える黄色は、ポップでキュートな外観を求める場合に選ばれます。
7:グリーン
自然と一体感を持たせたい場合に選ばれるグリーンは、穏やかで落ち着いた雰囲気を演出します。
その他、ネイビーやレッド、オレンジなども人気があり、住宅のスタイルやオーナーの個性に応じて様々な色が選ばれています。
これらの人気色を参考に、自分の家に最適な色を選んでみてはいかがでしょうか。
□避けるべき色の組み合わせ
外壁と屋根の色選びは、建物の印象を大きく左右します。
適切な色の組み合わせを選ぶことで、美観を高めるだけでなく、メンテナンスの効率も考慮できます。
しかし、避けるべき色の組み合わせを知らないと、見た目だけでなく、保守の面でも不利益を受けるリスクがあります。
1:白と黒の組み合わせ
白と黒の組み合わせは、明暗のコントラストが極端に強いため、建物が不自然に際立ってしまう恐れがあります。
また、これらの色はどちらも汚れが目立ちやすく、小さな汚れもはっきりと見えてしまいます。
そのため、定期的な清掃やメンテナンスが欠かせず、手間とコストが増大する可能性があります。
2:色の劣化速度が異なる組み合わせ
異なる劣化速度を持つ色同士を組み合わせることも避けた方が良いです。
このような組み合わせでは、時間が経過するにつれて色のバランスが崩れ、建物の外観が劣化したように見え始めることがあります。
特に、赤や紫などの色は紫外線による影響を受けやすく、色褪せが目立ちやすいです。
逆に、白や青は比較的色持ちが良く、長期間にわたって美観を保てます。
3:多色の組み合わせ
外壁に3色以上の多色を使用することは、デザインを複雑にしてしまい、統一感を損なう原因になります。
基本的には2〜3色のシンプルな組み合わせが、洗練された印象を与えることが多いです。
4色以上を用いると、各色が互いに競合し合い、全体の調和が取れなくなる恐れがあります。
大きな建物や多くの塗装面がある場合は、より多くの色を使用する余地がありますが、それでも全体のバランスを考慮し、適切な色数に抑えることが重要です。
色の選択は建物のスタイルや周囲の環境との調和を考えながら慎重に行う必要があります。
□まとめ
外壁と屋根の色選びは、家の印象を大きく左右します。
基本的な色の組み合わせを押さえ、人気の色を参考にしながら、自分の家に合った色を選ぶことが重要です。
避けるべき色の組み合わせを理解し、美観とメンテナンスのバランスを考えた選択を行いましょう。
適切な色選びで、あなたの家をより魅力的な外観にできます。
当社は国家資格である一級塗装技能士の資格を持つ職人が在籍しております。
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